ペーター・コーイさん

d0047297_22203726.jpg6月24日は、久しぶりにBCJの定期演奏会へ行ってきました。
←本番終了後舞台袖にて6週間で13キロも減量に成功したペーターと一緒に。

開演30分前にはホールに入り、プログラムをじーっくり読んで今回のカンタータを予習しました。5分前の鐘が鳴ったのであたりを見回すと、ものすごい数のお客様がいらっしゃるではありませんか!!カンタータ、しかも有名ではない番号なのに、満員のお客様が入っており、思わず「おっ!」と声が出てしまいました。さすがBCJ!!
演奏は優雅で美しく、心地良い響きに包まれて「ほっ」とさせてもらいました。
10月の「ジュリアス・シーザー」ではこのBCJのオーケストラと共に歌うことが出来るんです!!こんなにスゴイ方たちと一緒にオペラが出来るなんて、なんて幸せ者なんでしょう。オケの方たちがサジ・・・いや楽器を投げないよう、10月までにちゃんと稽古しなくては、と心に誓った次第であります。

そして次の日・・・・。
演奏会の翌日にもかかわらず、「ジュリアス・シーザーの稽古を見て欲しい」という私とゆきえちゃんの要望をペーターは快く引き受けてくれ、私たちに3時間のレッスンをしてくれました。
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d0047297_2144024.jpgペーターはまず自分が歌って手本を示してくれるので、彼の真似をすることから始まります。真似をしてみてから、ペーターのように素敵に歌うためには、自分の体のどの部分をどのようにコントロールすればよいのか、何をどうすればよいのかを考えるのですが、普通に真似しようと思ってもナカナカ上手く出来ないんです・・・。
ゆきえちゃんもペーターのお手本を聞いた後「上手いなぁ、何かが違うんだよねぇ」とじーーっとペーターを見つめていました。
さすが世界中で活躍してるペーターです。本当に上手い!音楽性が素敵で、その音楽性はテクストの重みや流れを忠実に表現することから来ているのだと思いました。
「ジュリアス・シーザー」はものすごく早くコロコロと歌わなくてはならない曲が多く(超絶技巧っていうものです)、二人してお手上げ状態なのですが、それを見たペーターが「こうしておなかを一つずつ動かして歌うんだよ」と超高速スピードでおなかをピコピコ動かして手本を見せてくれました。(↑写真)
触らせてもらったのですが、すごかったです!これを習得しようと思ったのは、モンテヴェルディの「聖母マリアのための祈り」を歌った時だそうで、10分間を1コマとして1日6コマ。それをまず3週間高速ではなく、ゆっくり練習して、おなかの動かし方を体に入れて、それからだんだんメトロノームの針を早くして訓練していったそうです。本番までまだ時間があるので、トライしてみようと思います、が、忍耐がかなり必要です・・・。

d0047297_22111931.jpgまた「ジュリアス・シーザー」はイタリア語で書かれていて、2年間ドイツ語の曲しか歌っていなかった私は、かなりドイツ語なまりのイタリア語を歌っているみたいで(自覚症状がナイのが怖い)、ペーターに発音の特訓を受けていると、なんとそこにちぇりーさんが現れたではありませんか!!(→写真)
たまたま同じ建物で「総会」に出席していたちぇりーさんが総会終了後様子を見にいらしたのでした、しかもものすごく良いタイミングで。
このレッスンでもちょこっとアドヴァイスを頂きましたが、来週ゆきえちゃんと二人で、今度はちぇりーさんによるイタリア語の歌い方、ビシバシ特訓日が予定されております。こちらもサジ投げられないようにしなくては!!

d0047297_22243864.jpgレッスンの後、BCJの演奏会でソプラノソロを歌ったキャロリン・サンプソンも合流し、みんなでご飯を食べに行きました。演奏会で初めて彼女の声を聞き、ものすごく安定した支えと美声と音楽性に惚れました。聞くところによると私とたった2歳しか年上じゃなんだとか。あのテクニックは信じられません。また彼女が来日する時は聞きに行こうと思っています。ちょっとでもヒントが見つけられるかも知れませんし。
それにしてもペーターといいキャロリンといい、日本酒好き。入ったお店には玄関にずらーーと一升瓶がならんでいて、彼らは何杯もおかわりしていました!(もちろんちぇりーさんもゆきえちゃんも伴奏してくれた根本くんも)
お酒に弱い私は一人ジンジャーエール。それでも気分は酔っ払いで、閉店まで早口言葉で盛り上がったのでした。
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by mihokohoshi | 2005-06-26 22:41 | 稽古風景