ラ・フォンテヴェルデの演奏会形式オペラ「オロンテーア」
2011年 09月 22日今回はなんとバロックオペラに挑戦です!!
演目はL'Oronteaオロンテーア。作曲者はチェスティです。
有名なアリアは、イタリア歌曲集にも載っている「Intorno all'idol mio」や「Addio,Corindo」で、是非是非オリジナルで聴いていただきたい曲でもあります。
オペラと言っても、楽器は通奏低音とヴァイオリン2本、コルネット2本で演奏できるそうで、舞台の上に楽器をのせて、演奏会形式で上演いたします。
そして歌手たちの配役が絶妙なんです!!
分かりやすく図解してみましたのでどうぞご覧下さい。
*図をクリックしますと大きくなります。
酔っ払い役のオガさんも、母親役のスミも、ぴったりです!!
そして何と言っても、ミロクさんに恋をしてしまうスミの艶やかなアリアが絶品。
女王扮するミドリさんの気品あふれるアリアも素晴らしいです。
私はというと、純粋なコリンド(スミ)と恋人同士にも関わらず、アリドーロ(タニグチくん)に一目惚れしてしまい、一時恋仲になるのですが、あっさりとアリドーロにふられてしまうという役。
コリントともアリドーロとも愛の二重唱がありますが、それをどのように歌い分けようか・・・と楽譜とにらめっこ中です。
イタリア語上演ですが、字幕も出ますし、哲学者扮するウラノさんが語り手として、皆様に分かりやすく説明してくださいますので、どうぞお楽しみに。
その前に中大混声合唱団の「ロ短調ミサ」が9月28日にカテドラルでございます。
今度はソプラノ1を歌います。カテドラルでロ短調ミサを演奏すると、どういう響きがするのかちょっと楽しみです。