「エリア」@サントリーホール

猛暑が続いておりました。昨日の雨から今日にかけては、涼しく過ごしやすい気候になりましたが、再び暑くなるとか。
この気温の変化に体がついてゆきません・・・

暑い中、長時間の稽古を経て、昨日はサントリーホールでメンデルスゾーン「エリア」を歌ってきました。
d0047297_21365480.jpg水野先生が指導されている3つの合唱団の合同演奏会で、合唱は200名以上だったそうです。演奏会のきっかけは水野先生のために一緒に何かできないかということだったそうで、今回の演奏は水野先生への愛であふれており、とても温かく、またよい音楽を作り上げようという熱~い演奏となりました!!
先生も全身全霊を音楽に捧げていらして、本番途中「あれ?涙を拭かれたような・・・」というシーンもありました。演奏者全員の思いが音楽に伝わったような気がいたしました。

ほぼ満員のお客様には時々雨がぱらつく中、また蒸し暑い中、会場へお越しいただき、ありがとうございました。
なかなかサントリーホールという素晴らしいホールで歌わせていただく機会がありませんので、息子を託児にお願いし、主人も聴きに来てくれました。よい演奏会だったと言ってくれ、ほっとしています。

個人的には2つ幸せなことがありました。

一つは「エリア」でソロを歌わせていただけたこと。ソプラノソリストが2名必要だということもありますし、天使や少年といった役がありますので、ロマン派で重厚なモダンオケの曲でしたが、私にも出番をいただくことができました。
大学時代合唱を歌いましたが、今は亡きボッセ先生の指揮で、不慣れなドイツ語の早口に苦戦しながらも、メンデルスゾーンのドラマティックなオラトリオに感激し、必死に歌っていたことを思い出します。
またライプチヒ留学時代にはメンデルスゾーンと切っても切れないゲヴァントハウスにて、もちろんゲヴァントハウスオケとブロムシュテットの指揮で演奏を聴いたという思い出の曲でもあります。オケのみんなが「これぞ俺たちの音楽だ!!」と魂込めて弾いている姿を見て、心の中で一緒に歌いながら聴いていました。終わってから髪を振り乱して拍手をしていたら、隣の紳士が「素晴らしい演奏だったね」と声をかけてくださり、「すごかったです!」と答えると、「いいでしょ、うちのオケ」と言っているように微笑んでくださったことも覚えています!!
サントリーホールとゲヴァントハウスの雰囲気が似ていたこともあって、当日リハーサルで舞台に立った瞬間、あの時にタイムスリップしたような感覚になりました。

もう一つは滅多に一緒に歌う機会のない先輩と隣で歌えたことです。
ソプラノ同士ですと今回のようにソロが二人必要でないと同じ舞台に立てませんので、いつも遠く客席から演奏を聴いているだけでしたが、今回は練習から真横で歌を聴くことができ、ビリビリ響きを堪能させていただきました。後ろからじーーっと眺めては何かヒントはないものかと探していても、途中から聞き惚れてしまいます。やはり素晴らしかったです。幸せな時間を過ごすことができました。

d0047297_2136548.jpg同級生の青ちゃんがタイトルロールを見事、本当に見事に歌い切りました。
リハーサルから素晴らしいエリアを聴かせてくれて、今回が初めてとは思えなかったです。
こうして同級生と一緒の舞台に立つことが出来ることも幸せです。
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by Mihokohoshi | 2012-09-02 23:18 | 演奏会報告