やはりす・す・すごすぎる!!!

昼間、人生二度目の鍼治療へ出掛けてきました。前回とは違い、心に余裕を持って治療に望むことができましたので、一体どんな鍼を使っているのか、また何本刺された(打たれた)のかを数えてみました。
鍼は5センチぐらいの長さで、髪の毛の4分の1ぐらいしかない、とってもとっても細ーい銀色の鍼を使用していました。長いので、体が動けば鍼も一緒にゆらゆらと揺れます。今日は眉毛の内側に2本打たれ、私が頭を動かすたびに、鍼がゆらゆらと揺れ・・・・・・
ちょっと蝶々になった気分でした。
そして体の裏表合わせて36本もの鍼が私の体に刺さったのでした。相当首や肩が凝り固まっていたのでしょう。今日は置き鍼を2箇所していただきました。3日ぐらい刺したままにしておくんだそうです。ちゃんと自分でとれるか心配・・・

午後は池袋の芸術劇場リハーサル室(地下)へ行き、9月3日の練習をしました。
久しぶりに会った同級生と語らい、以前お仕事をご一緒させて頂いた先輩方とご挨拶をしたり、近況を報告したり・・・と稽古前のロビーは大賑わい。
そして小林道夫先生の登場。10年前とほとんどお変わりのない先生の笑顔に、稽古場は温かい雰囲気に包まれました。
14時から稽古が始まり、先生が指揮台に立たれると、瞬時に空気がピーンと引き締まり、メンバー全員が「一体先生はどのようにこのカンタータを表現されるのだろう!」と一斉に注目します。その注目の中、なんとも柔らかく静かに先生の両手がまるでバレエダンサーのように揺れ、お顔の表情は時にやさしく時に悲しくテクストに合わせて変化し、私たち部員全員を音楽の流れに引き込むのでした。

合唱練習ではものすごく歌いにくくて、音楽や声が全く流れなかった箇所も、先生の指揮と、スパイスの効いたアドヴァイスでがらっと変わります。「なんで今までそうやって歌えなかったんだろう」と不思議。
また、すべての音符、言葉に気を配り、それぞれの音符に適した重さ、それぞれの言葉に適した音色を一緒に作り上げて下さいます。
こういう稽古を久しぶりに体験し、「私ってクラブを引退してから、なんて雑な音楽を・・・いや、音楽していなかったなぁ」と恥ずかしくなりました。

今回はいろいろあって参加するかどうか迷いましたが、小林先生の指揮を見て、やっぱり参加を決めてよかったです。
バッハの音楽に精通していらっしゃるだけでなく、ドイツ語も堪能な先生がコラールを指揮なさるとき、手や指だけでなく、顔、体そしてオーラでもって音楽とテクストを表現なさるので、先生の指揮を見なくてはいけないのではなく、見ないと損!という気持ちになるのです。先輩方も「俺たち、先生の指揮を見るために集まったようなもんだもんな」という話も出ましたが、本当にそう!!
♪Freu dich sehr,o meine Seele 喜びなさい、わが魂よ♪というフレーズを歌う前の先生の呼吸だけで、心の底から喜びに包まれるのです。あーー、しあわせ!!
今日から4日間は生涯忘れることのない素晴らしい時間となるでしょう。
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by mihokohoshi | 2005-08-31 23:41 | 稽古風景