秩父ミューズパーク内の音楽堂にて録音

d0047297_22425728.jpg録音会場となる音楽堂は激しく雨が降ると録音マイクに雨音が入ってしまうため録音をすることができないのだそうです。
台風が近づいて心配でしたが、10月1日の録音開始日は台風一過の快晴で雲一つないお天気となりました。
みんなで「ジェズアルドさまに見守ってくれているんだ!」と予定通り録音が開始できたこと、感謝しました!

1日5~6曲を目標に丁寧に録音が進められます。
初日の午前中は音決め。立つ位置、マイクの位置、楽器の位置など、バランスを考え、歌いやすいかどうか、アンサンブルしやすいかどうかも考えてセッティングされます。

場所が決まったら、「腹が減っては・・・」ということでランチ!!
お腹が満たされてちょっと眠くもなりましたが、録音開始となればそんなことも言っていられません。

d0047297_2252577.jpgまず1回歌い、録音を聴いて音などチェックをします。これでバランスなどを整えて、本格的な録音が始まります。
ただでさえ難しい音、和声が並ぶジェズアルドのマドリガーレを、ディレクターの厳しい耳で音程や発音などをチェックして、何度も納得がいくまで続けます。
今回いつもよりも頭を抱えたのはミーントーンという調律です。モンテヴェルディなどを歌った1stアルバムでもミーントーンで歌っていますが、そのミーントーンで現代曲のような転調と半音階と16分音符の細かい音を歌い分けることが大変難しく、頭を使って歌わなくてはならず、頭が飽和状態になりました・・・。
頭と集中力と体力勝負です。だって5人の音程と楽器のタイミングが合わないとOKもらえないのですから!!責任というかプレッシャーもかかりました。
この音楽を聴き分けるディレクターもすごい才能と忍耐です。お疲れ様でした。

曲と曲の間はおやつで和み、ランチと夕飯は体力つけるためにトンカツや牛丼を食べ、頑張りました!
11時~20時の録音を丸3日間行った後は絶対にやつれて痩せてしまうと思ったのですが、なんと2キロ増でした。そのぐらい沢山食べないとみんなについていけなかったです。

みんなの頑張り、私のあがきの賜物!!録音は予定よりも大幅に早く終了し、ホテルをキャンセルしてリーダーのお宅へ転がり込み、美味しいシャンパンで感動の乾杯をしたのでした!!
今ピアノを弾いて平均律を聴くと無表情といいますか、しっくりこないといいますが、美しく聞こえなくなりました。それだけミーントーンという調律にどっぷり浸かっていたのですが、16世紀のイタリアではこのピュアの響きで音楽が奏でられていたのですね。

この2ndアルバムは5月に発売予定です。美しいミーントーンの響きをどうぞお楽しみに。
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by Mihokohoshi | 2012-10-07 00:00 | 演奏会報告