マドリガル・コメディ@近江楽堂

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声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」によるマドリガル・コメディ公演が無事終了致しました!
平日の夜にも関わらず沢山のお客様にお越しいただき、感謝しております。

私にとってマドリガル・コメディという分野を歌うことは初めてでした。バンキエーリのマドリガル・コメディを聴いたのも二回ぐらいしかなく、イメージを掴むことに苦労しました。というのも、オペラのコメディとは全く違うものだったからです。

普通オペラはお芝居に歌がついていて、役柄が割り振られ、役が演じ歌うというものです。
しかし今回届いた楽譜を見てみると、物語の登場人物が居るのですが五人一緒にある登場人物の心情を歌ったり、三人で歌ったり、かと思えば一人は老人の役だけど、一人の召使いを二人で歌ったり…と、一体どう歌ったら良いのか迷いました。
練習を重ねていくうちに段々とマドリガル・コメディは、面白いアンサンブル組曲のようなものなのかもと思うようになりました。このマドリガル・コメディについては当日のプログラムにサタケ先生(楽しい字幕も作って下さいました)がとても分かりやすく説明してくださいまいしたのでお客様もより理解が深まったのではないかと思います。

今回の公演で後半の演目「フェスティーノ」は40分歌い続ける演目でしたので、集中力を保つことが一番大変でした…
字幕の関係で照明が暗めだったこと、イタリア語の方言(ヴェネツィア語)でしたので モンテヴェルディのマドリガーレとは全くと言って良いほど馴染みのないイタリア語だったこと(舌を噛みそうでした…)乾燥で喉も目もパキパキだったことなどなど、集中力を弱める材料満載で、リハーサルの時は20曲中14曲までしか集中できず撃沈しました。。。情けない!!
でも本番はメンバーの集中力に助けられて、一気に20曲、40分があっという間でした。みんな役者が揃っていますし、とても楽しかったです。

さて次回は12月13日「ラ・フォンテヴェルデ」によるクリスマスコンサート@hakujuです。
今回のクリスマスコンサートは、やっぱりこの人、カルロ・ジェズアルドです!!ジェズアルドの宗教曲と世俗マドリガーレを思う存分お楽しみ頂けるプログラムとなっております。演奏者にとっては難しいプログラムになっていますので、しっかり練習して、お客様に充実した演奏をお楽しみ頂けるよう頑張りたいと思います。
そして今回はテノール三人という豪華版です。創立メンバーのタニグチくんを筆頭に、私と大学時代同期でルネサンス物に精通しているオイちゃん、1年のドイツ留学から帰国ほやほやのかっちゃんが加わります。すごく贅沢ですよね!!どうぞお楽しみに。
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by Mihokohoshi | 2013-11-20 21:42 | 演奏会報告