コンサート「わが魂は頌め讃う」

師走に入り、寒さがぐぐっと増しました。風邪も流行っているようですので、皆様お気をつけ下さい。
d0047297_23435356.jpg昨日12月2日は寒さが一段と増し、小雨が降る中、177名(教会の定員が180名)のお客様が新大久保の東京ルーテル教会へ足をお運びくださり、また最後まで温かく見守って下さり、おかげさまで無事コンサートを終えることが出来ました。
心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

テノールの大島さんと一緒にこのコンサートを開こうと計画したのは5月でした。二人の予定が空いていたのはこの12月2日だけ。
二人とも前後に違う演奏会を抱え、このコンサートのために避けた時間はわずか・・・。しかも二人とも初めて歌う曲を選びましたので、まっさらの状態から短期間で仕上げなくてはなりませんでした。
大島さんは私よりもこのコンサートにかける時間が少なかったのですが、合わせが進むにつれて曲がドンドンと完成し、本番までに仕上げてしまったのを間近で拝見し、「プロってコレなんだなぁ」と実感しました。
舞台裏では「うぁーー、緊張して震えているぅ!」とおどおどしている私を見て、「いいなぁ、もう緊張しなくなったよ」とさらり。舞台を踏んでいる数も違いますから当然なことでしょうが、稽古から緊張している私にとっては、緊張しないなんて考えられないことです。高校生の時は怖いもの知らずであまり緊張しませんでしたけど。

当日のリハーサルではいつものように音のバランスを聞きながら、立ち位置を決めつつすべての曲をざっと通しました。天井の高い教会なので、お客様がいないリハーサルでは音が響きすぎて少しぼやける感じを覚えましたが、本番は丁度良い、歌いやすい環境になったと思います。

ヘンデルは緊張で喉がパサパサになり、唾を飲み込もうとしても喉が張り付いてしまって、どうにもなりませんでした。この乾燥こそが冬のコンサートの大きな悩みです!!
結婚カンタータでは「途中お水を飲みたい」と心底思ったのですが、大島さんが「こういう状態でも歌わなくてはいけないこともあるし」と一言。何事も経験だ!と開き直り、お水のことは忘れて歌いました。いつどこでも水が飲める状態ではないですしね。これも貴重な体験でした。

演奏は・・・甘かったです・・・。やっと音が頭に入ったという状態にしか辿り着いていなかったので、もっと音楽的に練りこむべきでした。「こう歌いたいな」と思える余裕も少なかったですし。次回歌う時は音楽性を高めて披露したいと思います。こうした未熟さをカバーしてくれたのは、教会の心地良い響きでした。お陰でお客様にはあまり耳障りな音楽に聞こえなかったようです。ほっ。神のお助け。
毎回の稽古でも何とかしてもうちょっとマシに歌えないものかと頭を捻っていましたが、時間と技術が足りませんでした・・・。いろんな方からは「今現在はコレしか歌えないかもしれないけど、今後歌った時に成長していればいいんだから!」と励ましていただきました。
今回の問題点は2005年の課題と同じ・・・。この課題はすんなりクリアできない難しい問題のようですが、これから少しずつでも改善して行けたらと思っています。どうぞこれからもよろしくお願い致します。

今日から12月9日(大阪)と11日(東京オペラシティ)であります「BCJのロ短調ミサ」の稽古が始まりました。11日は完売なんだそうです。いい音楽が届けられるよう、お稽古に励みます。
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by mihokohoshi | 2005-12-04 00:22 | 演奏会報告