愛知県稲沢と神奈川県桜木町

モーツァルト月間もあと10月22日の公演を残すのみとなりました。この公演はサントリーホールのメンバーズの方のみが聴けるクローズドコンサートなので、終了しましたらご報告しようと思っています。

まずは14日、生まれ育った故郷稲沢市での公演からご報告を。
d0047297_20255794.jpg豊かな濃尾平野に囲まれ、畑や田圃が広がる街。
旧正月には国府宮神社で「はだか祭り」が行われることで有名です。植木の街としても知られ、外国人の植木留学生もいたりします。
約10年前に田圃のど真ん中に「稲沢市市民会館」が造られ、小、中、大ホールから構成されています。上の写真は楽屋口からののどかな風景。白鷺の親子がゆったりと歩いていました。
d0047297_20334142.jpg2年に一度のペースで定期演奏会を開いている稲沢混声合唱団は次回のコンサートで30周年を迎える平均年齢がちょっと高めの65歳という合唱団。両親が歌っているので、幼い頃から時々稽古場に連れて行かれ、皆さんが歌っているのを聞いたり、聞かずに廊下や階段で妹と遊んだり・・・していたことを思い出します。ですので団員の方たちは「あのちっちゃなミホコちゃんがこんなに大きくなってネェ」と毎回温かく迎えてくれるのです。団は30名ぐらいなので、私もほとんどの方のお名前を覚えています。
定期演奏会では、日本の合唱曲から2ステージ、休憩を挟んで宗教曲を1曲という意欲的なプログラミング。今回からピアニストによる独奏も組み込まれ、盛り沢山のプログラムです。第2ステージではコミカルな打楽器と「ハンカチ王子」で会場を沸かせていました。

私は毎回宗教曲のソリストとして歌わせていただいています。今回歌ったミサブレヴィスKV192は、モーツァルトが19歳の頃に作曲したもので、転調がめまぐるしく、とても難しい曲でした。が、団員の人たちはコツコツと2年間かけて仕上げてきていて、その情熱と努力には脱帽。それも「歌うことが楽しい、好き」という気持ちが支えているのでしょう。本番でも気迫が気持ちよく私を後押ししてくれました。
お客様も2年に1度の定期演奏会を楽しみにしてきてくださり、なんと今回は500席のところ、473名のお客様がいらして下さいました。ステージに出て行ったらものすごく満員だったので思わず歩きながら「わぁスゴイ!」と言ってしまったぐらい!!本当にありがとうございました。前回からアンコールを歌わせて頂くことになり、今回は平井康三郎の「ふるさとの」を歌いました。スポットライトを浴びて歌ったので、ドレスのスパンコールがピカピカ光り輝いたからか、二歳になる姪っこが「きれいね、きれいね」と連呼しているのも聞こえました(笑)。
d0047297_20475216.jpgお弁当は会場内にあるレストランで作っていただいていて、ボリュームたっぷり。前回まではご飯が食べ切れなかったりしたのですが、食欲が増したようで、ペロリと平らげました・・・が、公演終了後もおなかがまだ一杯で、打ち上げではほとんど食べられず・・・。無念。

打ち上げを早退して、その日のうちに横浜へ。11日、14日と気持ちよく歌えたご褒美に「横浜プリンスホテル」へ宿泊しました。
d0047297_20522292.jpg18階からの夜景が美しく、部屋の中で一番気に入ったのはバスタブ!女性専用のフロアだったからか、足湯ができるようになっていたし、形もかわいかったです。
ロビーにはトリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香選手の写真やサイン、選手団のコートなどが展示されていました。

さて、次の日は桜木町にある「神奈川県立音楽堂」にて横浜オラトリオ合唱団の70回定期演奏会にご一緒させていただきました。第70回ですよ!!しかも来年は八十周年!なんだそうです。恐れ入りました。辛い戦争においても歌う楽しさを忘れずに歌い続けてきたこの合唱団には、メンバーの人数以上のパワーと迫力がありました。そしてお客様も1000人近くいらしてくださり、音楽堂が満杯でした。

11、14、15日と満員のお客様に聞いていただけたことは本当に嬉しく、幸せでした。またこれからも頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します。
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by mihokohoshi | 2006-10-16 21:03 | 演奏会報告