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3本目の親知らず

ただいま抜歯2日目。
木の実を頬張ったリスのようになっております(泣)。

今朝消毒をしていただきに病院へ行き、術後も良好のようで、1週間後に抜糸の予約をしました。
こんなに腫れるとは思っていなかったのですが、K先生によると普通なんだそう。
マスクからもはみ出す腫れはちょっと鈍痛がして鬱陶しいです。

では昨日の様子をお伝えしましょう。
午前中に用事を済ませ、カフェでランチを頂きました。これから口を開けるのだから、食べ過ぎてゲフゲフしないように腹6分目ぐらいに。徒歩で病院へ向かっていると母から最終注意がメールで届きました。「覚悟を決めて、何が起こっても冷静に!」
心の中で「ラジャー!」と叫び、予定より20分早めに病院へ到着し、ドキドキしながら待っていました。TVでは大相撲初場所が放映されていて、見ていたらちょっと落ち着いたかな。
10分後にK先生に呼ばれて診察椅子へ。「今日の体調はどうですか?」『は、はい、多分大丈夫かと・・・』
私の親知らずがアゴにある知覚神経の側にあるため、最初に知覚検査を受けました。神経を切断するわけではないので大丈夫なのですが、もしかしたら知覚障害が出るかも知れないので、まず正常な状態を計っておく必要があったそうです。
その後麻酔液を含んだ小さくて丸い綿を口の中に入れられ、数分待機。赤い消毒液を含んだ綿で歯ぐきをフキフキして、いざ麻酔注射開始。四方八方にブスブスと注入されました。この時ちょっと痛いですよね。そして5~10分ほど放置され、麻酔が効くのを待ちました。この間の心拍数は最高を記録。舞台へ上がる直前と同じくらい緊張していたので、一人椅子の上で複式呼吸をして、静かに時を待ちました。
頬まで麻酔が効いた頃K先生が戻っていらして「では始めますね」と宣言。新米っぽい看護婦さんが付き添い、抜歯が始まりました。
Tanishiさんがコメントくださったように、麻酔が効いているので痛みというか感覚すら無く、何も分かりませんでした。歯が顔を出したのか、工事で鉄の棒を切るようなキーーンという音が聞こえ、歯を切り取っているようでした。そして「ちょっと押しますので痛かったら言ってくださいね」とK先生がおっしゃると、アゴが外れるんじゃないかと思うぐらい押され、バキバキという音が聞こえました。思わず『あーあー』と声をあげ、『アゴが痛いです』と報告。でも全てが終了していたようで、縫合の処置になりました。合計4針ぐらい縫ったかな?
多分15分間ぐらいだったと思います。あとはガーゼを挟んで止血し、看護婦さんから当日と翌日の注意を受け、終わりました。
もっとすんごいことが行われるんじゃないかとビビッていたのですが、本当にあっという間。最後に抜いてもらった歯を確認し、『全く痛くありませんでした。ありがとうございました』とお礼を伝えました。流石ドクターKの推薦!
会計を済ませ、薬を頂き、『今日は手術だったんだし』とタクシーで帰宅しました。お財布の中身が気になったので運転手さんに幾らぐらいかかりそうですか?と気楽に質問したのですが、運悪く渋滞に引っかかり、運転手さんが「この道を選択した私のミスです。プロとして恥ずかしいので先程お話した値段になったらメーターを止めます!」と言うのです。急いでいないし、実質仕事始めのこの日はどの道を選択しても渋滞していたと思うしと言っても頑として聞かず、本当に予想金額でメーターを止めてくださり、お釣はいらないといっても受け取ってもらえず、なんだか申し訳ないことをした気分でした。でも安全運転で、歯の話しで盛り上がり、楽しい帰路でした。運転手さん、ありがとう。
こうして無事帰宅した私は「なーんだ、そんなに大変じゃないじゃん!」とホッとしたのですが、3時間後頬がぷくっと膨れ始めました。この時は「なんだか高校生の頃みたいに頬が膨らんで若返った!」などと喜んでいたのですが、更に2時間後にはリスの兆候が見え始め、痛み止めが切れた真夜中には口が閉じれないほど腫れあがり、見るも無残な顔になってしまいました(泣)。
今朝起きると晴れは少しだけ収まり、おかゆを軽く噛むことができるようになりました。今はまだおかゆやスープしか食べられないので、すぐにお腹が減ります。12日に「冬のお食事会」があり、今回はちゃんこ鍋なので、12日までは養生して絶対に参加し、美味しい鍋を頂きます!
by mihokohoshi | 2007-01-10 13:06 | つれづれ写真日記