平和への祈り

d0047297_18333635.jpg2007年の音楽活動を3月から始めて、ずーっと良い調子で続いていたお天気ですが、ここにきて再び雨女の素質が顔を出し、昨日の午前中は気持ちがいいくらいドバーっと降ってくれました・・・。
すごい量が降っていましたが、お客様が来場なさる時間には止んでくれて、ほっとひと安心です。

今回は1949年に放送初演され、1950年以来の再演となった「交声曲(カンタータ)平和への祈り深井史郎(1907-1959)を歌わせて頂きました。
宗教曲なのでドレスは黒かなぁと思ったのですが、「お好きなカラードレスを」とお願いがありましたので、昨年バーゲンで思わず買ってしまった(これを衝動買いっていうんですよね)ドレスを着させていただきました。
ムーブ色というらしいです。客席からどのような色に見えたのかちょっと気になります。

当日楽屋へ入ると立派なプログラムが置いてあり、「初演はどんな方が歌われたのだろう」とめくってみると、なんと三宅春恵先生のお名前が!!
1950年に行われた舞台初演にも、大熊先生、川崎先生、木下先生、秋元先生という、日本の音楽界を築き、華々しくご活躍なさった先生方のお名前がずらり・・・。
1950年の下に2007年3月25日と昨日の演奏記録が書かれ、私の名前も・・・。
このような日本音楽界の歴史に刻まれる演奏会に出演させていただく機会を与えられたことに、恐ろしさと感謝で心から震えました。

「平和への祈り」はオーケストラが3管編成というとっても大きなもので、紀尾井ホールの舞台が沈むのではないかというぐらいのメンバーがぎっしり詰まっていました。
曲も壮大で、深井史郎さんがご自身で書かれた解説には、「戦争の何年間か、私はあまり作品を書かなかったので、いろいろな創作上の欲望が一時にあふれ出てきてこれを整理するのに苦労した・・・(中略)・・・「平和への祈り」では何か力が弱く、平和のための戦いでなければならないようである。」とあり、本番前に作曲家から力を頂いたような気がしました。
ソプラノとテノールはかなり力強く歌う部分が多く、声だけでなく魂から叫ばないと表現できないとも感じました。
本番はオーケストラ・ニッポニカや東京クラシカルシンガーズ☆ぷらすの皆さんと一緒に本名先生の指揮に喰らいついて一気に歌いきった感覚でした。

合唱団の中に何度か私の演奏会へいらしてくださっためぐめぐさんが参加されていて、初の共演を果たしました。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
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by mihokohoshi | 2007-03-26 19:16 | 演奏会報告