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洋楽と邦楽

洋楽と邦楽_d0047297_16164061.jpg「ラ・フォンテヴェルデ ティータイムコンサート in 横浜」が終了しました。

中華街でランチを済ませ、杏仁豆腐の差し入れを手に、バスで一気に山を登り、レンガ造りで雰囲気のある会場へ。
歩いて坂を登った方は、かなり・・・良い運動になったのでは??
お疲れ様でした。
こじんまりとしたホールでは、お客様の気持ちが舞台にもビシバシ伝わってきて、楽しい演奏会になったと思います。今回初めてランチタイム&ティータイムコンサートを行い、アレンジ曲にも挑戦したわけですが、多くのことを感じたコンサートとなりました。
音楽に対する思いと姿勢。全員が目標を持ち、演奏会へ向けて仕上げていることの楽しさと大切さ。音楽を演奏する、歌う厳しさと喜びを味わいました。

さて次は5月20日(小倉)と24日(名古屋)です。再びマドリガーレへ戻り、アンサンブルの楽しさと美しさをお客様に感じていただけるように頑張ります!

洋楽と邦楽_d0047297_1627453.jpgおっと、その前に5月13日(日)13時半から「東音創作会」という邦楽の演奏会に出演させていただくのでした。

今日も午前中からリハーサル(「シタザライ」というそうです)へ行ってきました。
会場へ着くと、着物姿の皆さんがわさわさと働いていらっしゃり、ぽつんと10畳の茶の間で出番を待つ私は、着物を忘れてきて叱られた子のようでした・・・。
この「シタザライ(下復習と書くのでしょうか?)」は、先生に聴いていただいて、ご助言いただくというもの。会場には威厳と貫禄のある先生が二人並んでいらっしゃり、緊張の中一通り演奏をしました。
私が歌わせていただく曲は、ソプラノと長唄の二重唱に三味線とお琴2本+コントラバスという組み合わせ。「甲斐の秋の夜」という詩に、三味線の田口さんが作曲なさった曲です。
全員五線譜を見て演奏しますので、お琴の楽譜を覗き込んだある方が「えぇぇ、コレ見て弾くの?」と驚いてらっしゃいました。邦楽の楽譜は縦書きですし、稽古中は六とか四とかの数字が飛び交っています。(まるで通奏低音の稽古みたい!!)
メロディーは和風っぽいけどメロディックで、和音も洒落ています。所々長唄も出てきます。その長唄も私は歌うのです!でも西洋の発声でですが・・・。
洋楽と邦楽の違いが新鮮で、「さんはいっ」ではなく「イーヤッ」ですし、だんだんゆっくりする場合は「しめる」とか「ふくらむ」という表現が聞かれました。
そして肝心の先生方の感想は「きれいな曲ですね。素晴らしいですよ。癒されました。頑張ってください。」とのこと。
ハイ、頑張ります。

この「東音創作会」は紀尾井小ホールであります。邦楽の新曲を7曲をお楽しみいただけますので、興味のある方は是非聴きにいらして下さい。入場料2000円です。

チケットはコチラまで
mihokohossie@hotmail.com
by mihokohoshi | 2007-05-01 16:56 | 演奏会報告