次は小倉と名古屋

先週鼻風邪をひいてしまいました。いま風邪が流行っているんですって。
そんなにひどくはないのですが、11日にあった伴奏合わせをキャンセルし、一日寝ていたにもかかわらず、13日の東音会は鼻詰まりで「な行、ま行」がクリアーに発音できず、かなり悔いの残る演奏となってしまいました。
明日も休みにして、鼻とノドを復活させ、ラ・フォンテヴェルデの演奏会ではしっかり歌えるように元気になります。

今回「東音会」の発表会に参加させていただき、初めて紀尾井ホールの小ホールで歌わせて頂きました。ここは邦楽専用で、250名ぐらいのこじんまりした感じが親近感を与えてくれる素敵なホールです。
舞台へ上がるちょっと手前には、デカデカと土足厳禁の文字が!!邦楽の演奏スタイルは正座!!私とコントラバスの二人だけ、舞台専用の靴を履かせていただき、舞台へ上がりました。
どん帳が下りている間に舞台へ上がりスタンバイするので、登場する姿をお客さんに見られません。そしてどん帳が上がると、お辞儀なし拍手なしで演奏がスタートします。
学生時代、歩き方、お辞儀の仕方もレッスンで指導していただき、様々な歌手の舞台をみて、舞台マナーを学びましたが、邦楽は必要なしとのこと。演奏者の表情も真面目なので、私も身体も顔も引き締めて舞台に立っていました。
演奏終了後も軽くお辞儀をすると同時にどん帳が下りるので、退場シーンもお客さんには見られません。中で何が起こっているかというと、無言で「おわったぁ」と軽くジェスチャーをしながら、足早に舞台袖へ引っ込みます。すると、楽器を運ぶ人や舞台設置係の人が入り、舞台転換をして、演奏者の入れ替えが「優雅」に行われます。
西洋音楽の演奏会では考えられないのですが、15~20分ぐらいかけて優雅に舞台転換をおこないます。邦楽の世界では普通なんだとか。オペラですと、暗転でドンドンカンカン音が聞こえるか、間奏の最中に速やかな転換があったり、オーケストラであっても、お客さんを待たせてはいけないという考えからか、5分ぐらいでささっと済ませてしまうのですけどね。
音楽だけでなく、いろんな違いを体験できた一日となりました。
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by mihokohoshi | 2007-05-15 00:17 | 演奏会報告