秋?!

このところ東京は涼しいを通り越して、肌寒いくらいの気温が続いています。
35度以上の猛烈な陽射しは厚い雲に覆われ、まるでドイツの秋のような寂しさが漂っています。

北京でソフトボールチームが金メダルに向けて戦っている頃、私はなんだか低気圧のせいか歌う気がなかなか湧いてこず、ぼーっと過ごしてしまいました。
オペラ「魔笛」の稽古は始まっていますが、8月は10日に1回とポツポツッとしか入っていないので、まだエンジンがかかりませんし、カレンダーをめくらないと9月の演奏会に向けてのエンジンもかかりませんし・・・あーーー、めくった時が怖い!!

ということで、昨日はよく寝て体調を戻し、気力を養って、今日は気合でカレンダーをめくり、、、秋からの演奏会の準備を始めたのでした。

まずは9月5日に「ロバのおうじ」九州公演があります。小倉はラ・フォンテヴェルデの演奏会で2度訪れましたが、小倉城がとても優雅で美しい城下町だった記憶があります。

そして11日がラ・フォンテヴェルデの特別演奏会。新日本フィルのサントリーホール定期演奏会でマドリガーレを歌います。もちろんオケとの絡みはなく、リュート(カネコさん)と一緒の演奏です。2年ぶりにみどりさんと「Oime' dov'e' il mio ben」の二重唱を歌わせて頂きます。ドキドキ&ワクワクです。

それから17日には紀尾井ホールにてフォーレ+モーツァルトの二大レクイエムを一度に演奏します。今日はこの曲たちを練習したわけですが、何度歌っても難しい二曲・・・。理想に近づけるのは果たしていつのことやらと気が遠くなりますが、今できる音楽を精一杯やるのみです。

今は下田で受けたサマーアカデミーで得たことを思い出しながら練習していますが、小林先生の引き出しの多さとその貴重さ、精密さには脱帽です。

それから小話の豊富さも!「この曲をニコレと演奏した時に・・・」とか「へフリガーがこうして体を使って・・・」とか「シュヴァルツコプフは公開レッスンをされた時に」とか「中山先生がよくおっしゃったのは・・・」とか「レオンハルトはね」とか、すごい名前がボロボロ出てきたりして。そうした素晴らしい演奏者との何気ない会話を私たちにご披露してくださり、アカデミーのプログラムは真っ黒になったのでした。
[PR]
by mihokohoshi | 2008-08-23 17:42 | 稽古風景