最後まで気合だけで・・・

昨日の桜は本当に美しく凛とした強さの満開姿を見せてくれました。
金曜にちょっとアクシデントがあり、衣裳などの荷物を持って階段の上り下りが出来なかったので、紀尾井ホールへはタクシーで行ったのですが、いろんな場所の桜を眺めながらホールへ行くことができ、ちょっと得した気分でした。

d0047297_1846148.jpgそして四谷の桜がこちら。
まだ朝9時なので開ききっていませんが、演奏会が終了した5時頃には満開になっていました。
毎年見ている光景なのに、桜はいつも違う顔を見せてくれるように思います。今年は色が切なくなる淡さを持っているように感じました。

そしてそんな桜に見守られながらの「メサイヤ」。
指揮のTsujiさんはカンタータクラブの先輩でもあり、専門はテノール歌手なんですが、指揮がすごい!!オケの方も誉めてらっしゃいましたが、どう歌って欲しいのか手に取る様に分かり、ぐいぐい引っ張ってくださいます。本番はTsujiさんの指揮を見て、気持ちよく音楽したいと思っていましたが・・・

「メサイヤ」というオラトリオ。ソプラノは出番まで40分舞台の上で待たなければなりません。いつもこの待ち時間が苦痛で、最初の曲が上手く歌えず対策は無いものかと考えていたのですが、先日のオケ合わせで「問題は待ち時間ではなく、最初の曲が苦手なだけ!」と分かり、今回は時間をそれほど気にせず音楽を楽しみながら待っていました。が、30分を過ぎたあたりでなんだか気持ちが悪くなってきて・・・
元気な時でさえ歌うのが難しいのに、遠くを見るとふらつきそうだし・・・。ただただ倒れず1部を歌い切ることが精一杯でした。
本当は2部もまた30分待たなくてはならないのですが、そんなこんなで舞台で待つことがどうしても不安で、アリアを歌う直前に入場させていただき、「あと2曲・・・あと1曲・・・絶対に歌い切るぞ!」と気合だけど歌い切りました。
途中入場するとそこでストーリーが途切れてしまうし、演奏者やお客様の集中も途切れてしまったかと思います。本当に申し訳ありませんでした。とにかく最後まで歌い切ることが大切でしたのでどうかご了承下さい。

指揮もオケもソリストも合唱もホールも曲も素晴らしくて、心から楽しみにしていた演奏会だっただけに、不完全燃焼だったことが残念で悔しいです。
「原因はコレ!」という確信がないので予防策が見つからないですが、これからいろいろ気をつけて舞台に臨みたいと思っています。
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by mihokohoshi | 2009-04-05 19:13 | 稽古風景