8月12日
Luebeckでのコンサート。
留学中よく食べたケバブをランチにぱくりっ。まだまだお腹が減らないので沢山は食べられないけど、懐かしい味にぺろり。

d0047297_2136299.jpg1時間半かけてリューベックへ。丁度いい大きさの古くて美しいレンガの街がお出迎えしてくれました。
ここの名産品はマルチパンというお菓子。日本でいうマジパンです。
コンサート終了後主催者の方からソリストたちにト音記号が入った丸いマルチパンが贈られました。


d0047297_21381761.jpgハンブルグよりも風が冷たかったリューベック。
バスから降りて教会へ駆け込むと、とっても高くてきれいな天井が待っていました。
今回のツアーの中で一番天井が高く、それにより残響はなんと12秒!
ここはブクステフーデが活躍した場所で、この残響の中、彼の曲を一体どのようにして演奏したのかが不思議の一つだったそうですが、最近大きな教会の隅にある小部屋で演奏したということが分かったんだそうです。
この話を雅明氏が語った途端、みんなで「では今日のコンサートもその小部屋で!」と口にしたのは言うまでもありません。d0047297_21471773.jpg
コンチェルトのリハーサルを聴きましたが、もうモワンモワンしちゃって・・・。
意外と人の声はそれ程モワモワしなくて、テクストも聞き取りやすかったです。が、すごい残響!!
こんなに響くのは初体験かも知れません。
演奏会で人が入れば残響も変わるだろうとプラス思考でいましたが、まだまだ響くのなんのって!
後ろの方で聴いていた方は「音の渦に飲まれていた・・・」とのこと。お客様の反応もイマイチで、この演奏会は前から10列ぐらいのお客様のために演奏したようなものかも知れません。
感動を通り越して圧巻の残響!貴重な体験でした。

8月13日
ハンブルグでのコンサート。
前日のコンサートからプログラムが新しくなり、カンタータ127番ドッペルコンチエルトBWV1043そしてマニフィカートを演奏しました。
お天気は強風&小雨・・・。せっかく外出しても、ハンブルグの街並みはグレーがかっていて、デジカメの出番はなかなか来ませんでした。
d0047297_2233643.jpgカイロを体の表裏に張り、いざMichaelis教会へ。白を基調とした純真なイメージ。
リハーサルの直前まで結婚式が行われていたので、ドア付近にはフラワーシャワーで舞った花びらがちらほらあり、新郎新婦も外でお友達と談笑して、微笑ましい光景でした。

←この教会ではライプチヒのトーマス教会のように、2階での演奏となりました。
残響はリューベックの半分ぐらい。気持ちの良い残響にホッと安心。


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いつもソプラノやソプラノⅡを歌う時は、このように斜めの角度で指揮者を見て歌うわけですが、実はカンタータ127番だけ、コラール旋律を歌うソプラノが一丸となって歌えるようにと、6名揃って1段目の真ん中にデンと陣取りました。よってアルトが上手にテノールが下手に2列になり、バスはソプラノの後ろに固まったわけです。私は6人のソプラノの右から4番目、左から3番目に位置していましたので、ど真ん中で歌いました。何気なく顔をあげると、指揮者の顔が正面に見えるのは、ちょっとドキっとします。気合を入れてコラールを歌っていると、「そんなに頑張らなくていいから・・・」とのお達しが。

2000人のお客さんが入り、とても良い響きにも恵まれ、気持ちよく歌いきることが出来ました。
演奏終了後、久々に全員のお客様から温かい拍手を頂き、メンバーの顔も満足気でした。
d0047297_22214632.jpg演奏会終了後、バスでレセプション会場となった市庁舎へ向かいましたが、バスが動き出すまで待ちきれず、ロビンとちぇりーさんはバスの運転手さんがバスに積んでいるマイビールを買い取り、バスの中で打ち上げ開始!!
みんな美味しそうに飲んでいました。
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夜の市庁舎はライトアップされ、昼とはまた違った表情を見せてくれました。
打ち上げは市庁舎の地下にて行われ、焼き鳥に似た料理も出ていました。
ようやく私もビールを飲んで一息!ビールといっても、Alsterwasserという名前がついている飲み物で、名前は格好良いのですが、ビールをスプライトで薄めたものでして、私には丁度良い飲み物でも、皆には抵抗のある飲み物だったようです。美味しいですよ。お試し下さい。
d0047297_22321162.jpgそしてなんと特別に1階にある美術館をBCJメンバーのために公開してくださったのです。
Goyaなど素晴らしい作品があり、メンバーは興奮状態に!!近寄ると鳴るブザーが鳴りっぱなしでした(笑)。
興奮が少し収まると、ほろ酔い気分で夜の美術館を堪能。美術館貸切!一生に一度の贅沢です。16世紀半ばから17世紀半ばの絵画が飾られており、私のお気に入りは
←こちらでした。目にほれました。あーー、なんて素晴らしいの!!
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by mihokohoshi | 2005-08-17 21:28 | つれづれ写真日記

8月9日
Rendsburgでのコンサート
この日は朝食を食べないで、11時までぐーっすり寝てしまいました。昨日の移動は楽だったけど疲れたようです。
天気は強風&大雨の嵐!!すぐ側のDammtor駅へお昼を食べに行こうと思いましたが、嵐を見た瞬間あきらめて、ホテル内のカフェで済ませました。
d0047297_10431588.jpg←午後バスに揺られること1時間。RendsburgのChrist教会に到着。小さな町で、緑に囲まれた安らぐ教会でした。

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内部は地味すぎず派手すぎずといったところ。300年の歴史を持つ教会で、形は均等な長さの十字架の形になっていて(こんな感じ)、左右と下にお客さんが入り、私たちは上の祭壇のところで歌いました。
聖壇の右手には、当時デンマーク王が座るためのバルコニーが設けられ、バルコニーの上には王冠が飾られていました。装飾も豪華ですよね。↑

d0047297_1111522.jpg今日からのプログラムはロ短調ミサではなく、モテットのJesu,meine Freudeブランデンブルグ協奏曲4番そしてMagnifikat
教会の響きにも慣れてきて、言葉をクリアーに聞かせるやり方も板についてきました。
そんなところへマエストロから、「マニフィカートはすべてドイツ語によるラテン語の発音でまとめたいから、マニフィカートはもちろんのこと、ブラッオ ーオ、ツェーピットにして下さい」との命令が!!
d0047297_118558.jpg命令は発音だけにとどまらず、「そこのフェルマータでは絶対に動かないで欲しいんだ。フリーズしたようにしたい」とのこと。器楽の方たちは表情までフリーズさせたりして、もうおかしくっておかしくって、TVカメラが回っているというのに、大爆笑しながらのリハーサルとなりました。
まさかこのシーン、NDRで放送されてませんよね・・・。

20時からコンサート開始。1000人のお客様が入場したら、響きが8割も減ってしまいびっくりしましたが、丁度良い響きになったかと思います。
教会でのコンサートで一番問題なのは・・・トイレなんです。2つしかないトイレを、1000人のお客さんとBCJメンバーが使用する訳です。休憩はトイレを待つ列が無くなるのを待つため、毎回長引きました。
このコンサートからはアンコールとしてロ短調ミサの最終曲である「Dona nobis pacem」を歌いました。平和への祈りをこめて。

8月10日
Lueneburgでのコンサート
昨日のコンサート終了後、寒い寒い野外でのレセプションに参加し、24時にホテルに着いたため、ちょっと体が疲れていましたが、朝食の種類が豊富だという情報を得、頑張って起きてトライしてきました。
d0047297_1130395.jpgこの日もバスに1時間揺られてリューネブルグのSt.Johannes教会へ。
街のマルクトは古い町並みが残っていて、おとぎの国に入り込んだ気分が味わえます。
教会はものすごく巨大で、天井が今までの教会よりも高いからか、もう残響で教会中ワンワンになってしまいます(泣)。
客席でブランデンブルグ協奏曲を聞きましたが、なつみさんの細かいパッセージも聞き取れず、勿体なかったぁ。
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大きな教会に合わせてオルガンも大きくて豪華でした。雅明氏の説明によると、とても歴史的に意味のある貴重なオルガンで、16.17.18世紀の作られた部分が残っているんだとか。
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この日はとても寒く、リハーサルの後温かいものを求めてマルクトへ向かいました。
教会側のトルコ料理に入り、マメスープを飲んで体を温めて、コンサート開始。
お客さんが満員に入っていたというのに、残響はあまり変わらず、多分後ろの方で聴いていたお客さんは、ワンワンで一体何を演奏しているのか分からなかったのではないでしょうか。やっぱり教会が大きかった。

8月11日
お休みの日。
丁度両親がベルリンに旅行で来ていたので、一緒にポツダムまで行ってきました。久々に太陽を見て気分も爽快!でも寒かった・・・。
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つづく
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by mihokohoshi | 2005-08-17 11:44 | つれづれ写真日記