カテゴリ:稽古風景( 128 )

d0047297_20475480.jpg梅雨の時期だというのに、折りたたみの傘しか持って居なかった私は、かなり不便を強いられておりました。がしかし、本日新宿にて普通の傘を手に入れました!
母が「誕生日祝いに商品券を送ります。何か欲しいものを買ったら」と言ってくれて、いろんなデパートを見て品定めをしていたところだったのです。
傘はパールピンクの大人可愛い雰囲気です。早く使いたいのですが、週末からまた梅雨の中休みになる予報ですね。それよりも傘を忘れないように気をつけなくては。せっかくの誕生日祝いですから大切に使ってあげたいです。


午後は1時間半みっちり「ジュリアス・シーザー」の稽古。場所は「パ・スタジオ」。なぜ「パ」かといいますと、手をパンと叩いてもしか聞こえないぐらい響かないので、私が勝手に命名させていただきました(詳しくは6月13日の日記をお読み下さい)。
13日の稽古は、体調も機嫌も悪く、稽古内容は最悪で反省一色でした。でも今日は午前中練習をし体調を整え、気合を入れて稽古に望みました。
d0047297_20581941.jpg本日の副指揮者は優人くん。BCJの録音のため今朝まで神戸にいたんだとか。東京駅から直接稽古場に来たというのに疲れも見せず、みっちり稽古を付けてくれました。マエストロの息子さんだからか、言葉の端々や身振り手振りにマエストロと似た箇所が沢山あるんですよね。蛙の子はカエルです。
「ジュリアス・シーザー」の副指揮者は3名おり、一人は指揮科、一人は楽理科を経て古楽科卒、そして3人目は作曲科を経て古楽科という顔ぶれですので、それぞれの特徴を生かしたアドヴァイスを与えてくれます。優人くんはさりげなく言う一言が、歌手が楽に歌えるヒントになっている場合が多く、「そうだそうだ」と納得しながら稽古を進めることが出来ました。ありがとう!!
それにしても誠に歌いにくい稽古場であります。しかもこの湿気で汗だくになってしまい、稽古終了後はヘトヘトに・・・。500mlのジャスミン茶も飲み干し、優人くんから頂いたドーナツ(チョコ付)だけでは元気が出ず、駅構内のカフェで「ゆずちゃスムーシー」なるものを飲んで、一息ついてから帰宅したのでした。
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by mihokohoshi | 2005-06-22 21:24 | 稽古風景

ここ3日の動き

梅雨とは思えない良い天気が続いています。お洗濯もやり放題なので気持ちがいいですね。

日曜日は府中市にある「セレンテ」へ行き、マッサージ&排毒をしてもらいました。その日は月に一度のサービスデー。いつもの全身マッサージに顔のオイルケアがプラスされて同じお値段なのです。しかも500円で顔のパックまでしてもらえます。最近顔がベタベタするので、パックを追加してみました。
パックには3種類あり、今回わたしがお試ししたのは、「ヌールエステ ホットジェル」と呼ばれているものです。セイヨウキズタヒバマタといった聞きなれない植物のエキスが主成分のようで、主に毛穴のお掃除をしてくれるんだそうです。その効き目は抜群で、もうびっくりするぐらいツルツルに!これは病みつきになりそうです。
ジェルは販売されていて、100g3465円だそうですが、ラップで覆って15分待ったり、熱めの濡れタオルで拭いたり・・・と使い方が面倒なので、「セレンテ」へ行った時に、プロの手でパックしてもらおうと思ってます。

月曜はシェーンベルグの楽譜とにらめっこの一日となりました。10月末(まだ日程未定で28日か29日のどちらかが候補だそうです)名古屋と11月2日東京にて、アメリカの弦楽四重奏団「ボロメーオ・SQ」の来日公演でシェーンベルグ弦楽四重奏曲第2番を歌わせてもらうことになり、初の近代作曲家であるシェーンベルクに取り組んでいるところです。
シェーンベルクと聞くと、無調とか12音とかが頭をよぎりますが、音楽辞典で調べた結果、この弦楽四重奏曲第2番の頃は、まだ彼の作曲期間の中で「調性(のある)時代」に分類されるそうです。でも信じられないくらい旋律が頭に残りません・・・。
まずは鍵盤を叩いて音をとり、aなどの母音をつけて歌い、旋律を頭と体に叩き込みます。それから歌詞をつけて稽古しようとするのですが、旋律があまりにも予想の付かない方向へ進むので、歌詞をつけて歌うことが出来ないのです。仕方がないので、2小節ずつ何度も繰り返して練習するしかありません。
このペースだと、一日2ページ(約15小節)が精一杯。これ以上は集中力が切れてしまい、頭に入らず、むやみにやっても、喉に負担がかかってしまいます。ふぅぅぅぅ、これを2楽章分やらなくてはならないかと思うと、気が遠くなる・・・。しかもシュテファン・ゲオルグの詩が難解で、国語能力の無さや、想像力の無さを痛感してしまいます。
時間はまだあるので、「ジュリアス・シーザー」の稽古と平行してコツコツ練習して行きます。

火曜は歯医者の日。最後の虫歯に銀色の詰め物をしました。仮に詰めていたものを取らないと、銀色の詰め物が付けられないのですが、その仮の詰め物を引っかき出す時、むき出しになっている神経に触るので、チーーンとした痛さが頭に響きます。先生もピクピクする私を見て「ごめんなさいね」と言って、やさしく引っかいてくれるのですが、それでもチーーンは無くならず。
やっぱり歯医者は嫌ですね。これからは年に1度の検診に行くことを強く心に誓いました。

歯医者から自宅に戻る時、郵便局に寄ると外国人(黒人)さんが宅急便の不在届けなる紙を持って窓口に来ていて、英語と片言の日本語で局員の人と話をしていました。私はぱぱっと郵便物を出してその場を去ってしまいましたが、あまり日本語が出来ない方のようで、局員さんも困っている雰囲気でした。
自宅に向かって歩き始めたのでしが、そういえば私も留学先のライプチヒで、母が送ってくれた小包を取り寄せるのに、七転八倒して電話を掛け、1人目のおばさんは不親切で私のドイツ語を理解してくれなかったけど、2人目のお姉さんはとっても優しくて、何度も同じことを繰り返し説明してくれて、何とか手元に取り寄せることが出来たことを思い出し、ドイツで言葉が通じなくても沢山の人に助けてもらったから私も日本で何か出来るかも!と思い直して、郵便局に戻ってみました。でも時すでに遅しで、外国人さんの姿はなく・・・。ちゃんと理解できたかな?
多分会えたとしても私の語学力では何にも出来なかったかも知れません。せっかく勉強したドイツ語も帰国1ヶ月で薄れてきてしまいましたし。はっ、ボロメーオSQとは英語で稽古を進めなくちゃなの?!いや、一人日本人の女性がいらっしゃるから助けてもらえるんじゃ・・・。
何度も英語の必要性は感じるのですが、語学って苦手なんですよね。
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by mihokohoshi | 2005-06-21 20:32 | 稽古風景

白アスパラガス~!

先日の朝、ラリラリ~ン♪と電話が鳴りました。ナンバーディスプレーに目をやると「ヒツウチ」との表示。「ん?これはもしやお料理の上手な大島夫人か?となると、栄養補給のお誘いか?」などと考えながら受話器を取ると、ビンゴ!!「もしもし~?」と元気な大島夫人の声が聞こえてきました。そして「今夜時間ある?シロアスパラガスがあるんだけどどう?」と来ました!!内容までビンゴ!!「今夜?!ハイ、19時ごろ帰宅しますので、その辺に伺います!」と返事をして、うきうき気分で稽古に向かったのでした。

d0047297_2142422.jpgシロアスパラの前に、下北沢でLa Fonteverdeのお稽古。(昨日UPした中国話はこちらで得ました。)
ミーントーンとやらで歌っているのですが、これまたさっぱり分からないのです。別に絶対音感を持っている訳ではないのですが、高校の音楽科に通っていた3年間+高校受験のための1年間=4年間みっちりソルフェージュをしごかれた結果、だいたい音感みたいなものが身につき、約半音低いバロックピッチと、純正のハモリに苦労することとなったのです。
この日の稽古でも5名のメンバーのうち、3人で歌うから、他の2人ははもっているか聞いてみてと言われ、私は谷口くんと聞く側に回ったのですが、私には全部美しく聞こえ、どの音が悪いのか分かりません・・・。そんな中、谷口くんは、「○の音がちょっと低い」と注意します。それを直すとこれまたより美しい和音になるはずなのですが、私の耳には普通の和音にしか聞こえません。違うとすれば、響き方。みんなが「ヨシ」と納得する和音だと、空気が♪ジジジジッと震えます。「どう?」と聞かれても分からないし、きれいなのかすら不明で、こうした音程合わせの時間は、私の眉間にシワがより、一人ポツンと異次元にいるような気分になるのです。美登里さんとかは「慣れ慣れ!」と励ましてくださるのですが、本当なのかどうか・・・。

眉間のシワが取れかけたころ、大島夫人宅を訪れました。
d0047297_21221032.jpg「作り方も覚えたほうがいいでしょ!」と、お手伝い開始。エプロンを借りてアスパラの皮むきをしました。手前にあるシルバーの機械がアスパラ専用の皮むき器。初めて見ました。普通の皮むき器でむくよりも数段気持ちよいのです、感激!!奥のアルミホイルに並んでいるのが、すでにむかれたアスパラたちです。これにバターとお砂糖をふりかけて、オーブンに焼くこと40分。とても美味しいホイル焼きの出来上がりです。

d0047297_21311817.jpgドイツではゆでて、オランダ風ソースという黄色くてバターたっぷりのソースをかけて食べるのが一般的なようで、レストランでもほとんどがオランダ風ソースと共に出てきますし(写真参照)、アスパラガスの旬5月になると、スーパーにはアスパラガスの隣にオランダ風ソースが並びます。
しかし、大島夫人は「アルミホイル焼きが一番美味しい!」と断言。食べてみたら本当に美味しかったです。ドイツのシロアスパラは6月の現在はすっかり姿を消しているかと思いますが、日本ではこれからが旬ですね。確か大島夫人、また北海道からアスパラが届くって話してたな・・・。
ホイル焼きと共に、アルパラガスのスープと、玄米による和風ピザも頂きました。ごちそう様でした。
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ドイツ語でアスパラガスはSpargel(シュパーゲル)。シュピーゲルと間違えてレストランで頼んでしまうと目玉焼きが出てきてしまいますので、要注意。
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by mihokohoshi | 2005-06-18 21:46 | 稽古風景

若々しい!!

12日に上野の石橋メモリアルホールにて、宗研合唱団演奏会が開かれます。(詳しくはコンサート情報をクリックしてください)
以前はソロと合唱の両方をお手伝いさせていただいていましたが、留学から戻ってきたら格上げしていただけたのか、今回はソロのみ!で参加させていただくことになっています。

昨日恐怖の歯医者の後で稽古に伺ったのですが、平均年齢が60歳以上とは思えないパワフルな稽古でした。
d0047297_18115870.jpg写真からもお分かりのように姿勢のいいこと!!
←私の母!!見習ってくださいね。
毎回演奏会では、知名度の割と低い作曲家の曲も含めて、盛り沢山のプログラムが演奏されます。今回はゼレンカのマニフィカート二長調とクーナウのカンタータ、そしてバッハのカンタータを演奏します。私の出番はゼレンカとバッハのみ。ちょっと寂しい・・・。
ですがですが、バッハのカンタータ21番では、大好きなバリトンの太田さんとの二重唱があるんですねぇ。(ウフフッ)
あのやさしいお声が胸にきゅーんとくるんです。ある箇所でイエスである太田さんが「Ich liebe dich」という歌詞を歌い、その後で魂である私が「Ja」と歌うのですが、まさにウフフの時です(恥)。とても難しい曲なのでウフフなんて思っていたら間違える危険もあるんですけど。
それからこの宗研合唱団演奏会をご指導なさっているテノールの大島さんは、なんと演奏会中、変身するんです! 「?」が頭にめぐり、興味がある方はどうぞ演奏会場に足をお運び下さい(笑)。すごい変身なんですよ。ヒントはこちらの写真です。
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さて今日も歯医者に行ってきました・・・。情けないのですが、昨日あまりにもギャーギャーわめいたために本日の治療は麻酔を最初に施すことになったのでした。d0047297_1837289.jpgやさしい先生のお心遣いです。感謝。昨日よりも沢山削らなくてはならないのに、私がわめく度に先生が手を休めていたら時間がいくらあっても足りないと思われたのでしょう。おかげさまで今日はあの嫌な音を15分我慢するだけで済みました。
帰り道にいつものお花屋さんの前を通ると、素敵なミニバラが入っていて、あまりの美しさに一目ぼれして買ってきました。
写真だと明るい色に写ってしまいましたが、本物はもっと濃くてベルベットのような美しさです。歯医者で頑張ったご褒美です!!
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by mihokohoshi | 2005-06-07 18:44 | 稽古風景

素敵なチャペル

ようやく東京での生活にも慣れ、自分のリズムか作れるようになってきました。
今は「ジュリアス・シーザー」と「La Fonteverde」の稽古を中心に、週1回ぐらい先生にレッスンをして頂きながら自分の声というものと向き合っています。

「でも全然仕事してないなぁ」なんて思っていたら、先日大塚氏(以前「ジュリアス・シーザー」の稽古に関して書いた「つれづれ写真日記」にも登場)から、「ちょっとお願いしたいことがあるんだけどさぁ」と声をかけていただきました。
オルガン研究会なるものがあって、年に1回総会があり、総会の前には1時間のコンサートを行っているそうです。今年のコンサートは大塚さんが勤めることになったので、その時にコラールを3曲ばかり歌って欲しいとのことでした。オルガンと一緒にコラールを歌ったのはBCJで2回ほどあったけど、気持ちよかったなぁという印象した残っていなかったし、特に予定もなかったので、チャペルで歌えるのであれば喜んで!!と即効OKしました。
d0047297_21513256.jpg場所は聖路加国際病院内にあるチャペル。早速今日稽古に行ってきました。写真は見ての通り、立派なオルガン。チャペル内装は石造りで席はこげ茶色の木製のものです。
今回はまず私がオルガンの左側に立ち、コラールを歌ってから大塚さんが同じコラールを含んだオルガン曲を弾くというもの。以前BCJで歌った時はソプラノ4人でコラールを歌ったので、他の方に寄り添いながら歌っていましたが、今回はたった一人・・・。チャペルの雰囲気も素敵だし、音響も心地良いのですが、それを味わう余裕はなく、汗だくになりながら必死にコラールを歌いました・・・。勉強不足の私に大塚さんは丁寧に「このコラールはどういったもので、こう書かれているし、オルガンがこういう雰囲気だから、こうしてみよう」とアドヴァイスを下さり、充実した40分を過ごしました。本番は5月28日。もう少し時間があるので、アドヴァイスを参考にさらい直してみます。
d0047297_21523637.jpg教会で歌う時はいつも敬虔な気持ちになり、素敵なステンドグラスやオルガンや絵画があると「ほーっ」といいながら見入ってしまいます。聖路加国際病院のチャペルにも大きなステンドグラスがあり、稽古後撮影してきました。
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by mihokohoshi | 2005-05-24 18:04 | 稽古風景

やっぱり愉しい!!

昨日20日は夜7時から9時まで千駄ヶ谷にでジュリアス・シーザーの稽古をしました。
今回の公演は芸大時代の同級生が沢山出演しているので、とにかく稽古が愉しくて仕方がありません。デジカメを忘れて写真を撮り損ねたのですが、昔の写真からピックアップして二人の同級生を紹介いたしましょう。
d0047297_10395324.jpgまず真ん中がこの間の「つれづれ写真日記」でもご紹介したメゾソプラノのゆきえちゃん
彼女と最初にDuettoしたのが学部3年のオペラ実習という授業で、確か「コシ・ファン・トゥッテ」を歌ったと思います。それから様々は宗教曲、「オルフェオとエウリディーチェ」「ティト」のDuetto・・・。大学院では「コシ・ファン・トゥッテ」の姉妹を演じ歌いました。これだけ一緒に歌っていると呼吸も自然と合います。時々合わないこともあるのが音程ぐらいなもので、これも稽古すれば問題解決。とにかく一緒に歌っていて気持ちのいい歌手です。
それから「何か分からないことがあったらゆきえちゃんに聞け」というのが私の鉄則で、なーーんでも教えてくれます。先日はジュリアス・シーザーの歴史と財団法人についての説明をしてくれました。
語学も堪能で、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語をこなし、スペイン語にいたっては、1週間ラジオで勉強しただけでスペインに行った時タクシーの運ちゃんと会話を交わすことが出来ちゃうぐらいすごいんです。ゆきえちゃんの彼がぽろっと「彼女は俺よりも語学が好きなんだ・・・」ともらすほど。
してその語学に負けた彼が一番左に写っている大井君です。昨日の稽古で久しぶりに声を聞いたのですが、以前に増して充実した声になっていました。大井君ともカンタータやオペラでよく一緒に歌いました。彼が稽古場にいるだけでその場が愉快になるという不思議な力を持っている人です。
合唱の指導をしている彼も面白くて、みんなの力をぐいっと掴むのが上手なんでしょうね。表現も分かりやすく的確なので、彼の指導方法をいくつか頂いてアマチュアコーラスを教える際使ったこともありました。子供からお年寄りまで幅広い人気を誇る大井君であります。
機械いじりが大好きという大井君は秋葉原を散歩するのが趣味で、私もMDなどの機械に関して何がお勧めなのかアドヴァイスをしてもらいます。上の写真は2003年の4月にBCJのUSAツアーで撮ったものですが(ちなみに一番右はテノールの櫻田まことさんです)、大井君はこのツアーの様子をビデオで撮影して、3日後にはDVDに編集し、プレゼントしてくれたのです。これがプロ並みの出来で、私の家族の間でも大好評でした!!

気の知れた同級生と一緒の舞台に立つことが出来て本当に幸せです。きっと「ジュリアス・シーザー」もいいものができると思います。頑張ろう!
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by mihokohoshi | 2005-05-21 10:35 | 稽古風景

下北沢で過ごした一日

千川通り沿いの桜並木も葉っぱが青々と茂り、新緑の美しい季節となりました。
今日は下北沢にてLa Fonteverdeのお稽古。
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下北沢の駅周辺は小さなお店でひしめいていますが、ちょっと奥へ行くと、閑静な住宅街が広がっています。庭には季節の花が咲き、今はツツジが終わってバラが満開です。
La Fonteverdeとは、ソプラノの鈴木美登里さんが率いる声楽アンサンブルのグループで、9月と11月のコンサート(モンテヴェルディとジェズアルドの作品)に向けてこつこつと稽古に励んでいます。
2年前モンテヴェルディの作品を歌う機会があったのですが、その時はルネッサンスの音楽って一体どうやって歌うのか全く知らなかったし、装飾付けてって言われてもどうやるのか分からないし、あーしろこーしろって言われても、初めてのことだからCDとか聴いてみてもさっぱり意味不明で、約1時間のプログラムを1週間で形にして舞台で歌うという恐ろしいプレッシャーに襲われ、夜もろくに寝られず、「もうわたしゃぁ、バッハ以降の音楽を勉強していくわ・・・」とモンテヴェルディにそっぽを向いてしまったのでした。
なのに、今何故モンテヴェルディを歌っているかというと・・・。
鈴木美登里さんが2年ほど前に、マドリガーレをレパートリーの中心にする声楽のアンサンブルを作られ、この時代は5声のものが多いから一緒に歌わないかと私に声をかけてくださいました。その時は残念ながらドイツへの留学が決まっており、お断りしたのですが、ちょうど先述したモンテヴェルディと戦っていた時でしたので、藁をもつかむ思いで稽古を見学させていただいたのでした。見学だけのつもりが、せっかくだからと一緒に歌わせていただき、アンサンブル、音楽、歌うという意味を味わい、またそれが気持ちよく、素晴らしい体験となったのです。
留学後も再び「一緒にいかが?」と声をかけていただき、これを逃したらモンテヴェルディの良さを味わうことなく一生が終わっちゃうんじゃないかと思って、飛びつきました!!
飛びついて大正解。初心者の私の些細な質問にも嫌がらず答えてくださり、充実した稽古を体験しています。お仕事としていただいたお話ですが、はっきり言ってタダで美登里さんのレッスンを3-4時間受けているといっても過言ではないでしょう。
今日も素敵なレッスンでした。休憩中にも音楽、声楽の疑問や感じることを投げかけても、やさしくご自分の考えを述べてくださり、貴重な体験談も聞いたりして。至福の時を味わっています。
「音楽は自分から発信するのではなく、天からいただいた音楽を体を通して自然に流れてゆくものなんだ」と。「お客様は演奏家を通して天からの音楽を聴いているんだ」と。そう感じて歌うことが出来るようになれるともっと気持ちいいんでしょうね。

稽古の後は、同じく下北沢の美容院IMUに行き、ぼさぼさだった髪をきれいにしてもらいました。IMUの井出さんに切ってもらうようになってもう6年・・・。すごく信頼できる美容師さんで、こうしたいというイメージを上手く伝えることが出来なくても、イメージ以上に仕上げてくださいます。(ちなみに私の最新のプログラム用写真のヘア・メイクは井出さんの作品です。)
今日も素敵に仕上げていただきました。
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by mihokohoshi | 2005-05-19 01:20 | 稽古風景

早速稽古開始

実家の滞在はたったの2泊3日。それも15日からジュリアス・シーザー(10月16日本番)の稽古が始まるからなのです。
いきなりマエストロ・鈴木雅明氏の稽古ということだったので、稽古前に私の部屋で、シーザー役のゆきえちゃんと一緒に一番最後の二重唱を練習してから、練習会場・二期会へと向かいました。ゆきえちゃんとは学生時代からありとあらゆる二重唱を歌ってきたので、呼吸はばっちり!一緒に歌って気持ちのいい歌手の一人です。
指揮者を前に心臓はバクバクですんごく緊張しましたが、稽古で歌った最初のレチとアリアはドイツで準備してきた曲だったので、指揮者の要求にも何とか対応出来たのではないでしょうか?!
雅明氏の要求はとても高度で、まず理解することが大変。それから試してみるのだけど、形になるまでが大変。そして上手にこなせるようになるまで時間がかかって大変!!雅明氏も根気を持ってご指導くださるので、出演者は皆、必死でその要求にこたえようとしておりました。
このように充実した稽古を重ねることがとても重要なのです。
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これは3時間の稽古が終了した後。マエストロ・雅明氏と、演出家の平尾氏が、プランを練っているところです。手間はチェンバロ担当の大塚氏。
d0047297_2158752.jpg左はジュリアス・シーザーのチラシです。古楽のスペシャリスト「バッハ・コレギウム・ジャパン」とオペラで共演できるなんて、ものすごく貴重な体験です。しっかり稽古をして、いいものを作っていきたいです。
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by mihokohoshi | 2005-05-15 00:08 | 稽古風景