カテゴリ:稽古風景( 128 )

寒い

なかなか暖かくなってくれませんね。
桜も顔を出したはいいが「まだ早かったかも!」と首を縮めているように感じます。

そんな寒い日に、5月の演奏会の事務局から「残念ながら金銭的理由により公演をキャンセルすることになった」との連絡が・・・。
いろんな先輩方から「スポンサーが降りてしまって公演がキャンセルになった」という話は聞いていましたが、とうとう自身が関わっている公演で起こってしまいました。
この公演は最高に素晴らしいメンバーが集まって、あるオラトリオの合唱をすることになっていたのです・・・。練習開始を心待ちにしていたのに、本当に残念です。あれだけのメンバーが顔を揃えることはもうないだろうなぁ。

3月29日の「マタイ」は順調です。
d0047297_12312044.jpg昨日新宿文化大ホールでの最終練習が行われました。
ソリストには同級生のO君がいます。アルトのOさんは今回初めて二重唱をさせていただきますが、バロック音楽などを学生の時に勉強し沢山演奏されているので、安心してそして信頼して一緒に歌わせていただいています。幸せ~~

当日は晴れの予報!!そしてもしかしたら指揮のロッチュ先生は最後の来日となるかも知れません!!お時間ございましたら是非新宿文化センター大ホールへ足をお運び下さい。3月29日15時開演です。
[PR]
by mihokohoshi | 2009-03-28 12:35 | 稽古風景

暗譜

大寒が過ぎ、ますます底冷えのする毎日です。
24日の本番は少しでもよいお天気になるとよいのですが。

心配はお天気だけではありません。

「暗譜」

昔は練習しているうちにすんなり暗譜できていたのになぁと歳を感じながら、この間までは「暗譜するぞ!」と気合を入れて楽譜とにらめっこしていれば暗譜することが出来ていたのに、今回はなんだか全く頭が暗譜モードに入らず、手こずっています(泣)。

やはり暗譜という能力は使わないと衰える!
宗教曲はほとんど暗譜していても楽譜を持っている安心感がありますから、完璧には暗譜していないんですよね。オペラは最低でも稽古に1~2ヶ月かけるので、ゆっくり頭に刻みこまれるのですが。
しかし7月のオペラは演奏会形式とはいえ、暗譜の立ちつき&セリフありで、稽古は2時間×3日間とオケ合わせと通し稽古しかないから、それまでにちゃんと覚えないと!!

24日はモーツァルトのダ・ポンテ3部作のオペラレクチャーコンサートということで、「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」からスーブレットという小間使い役のアリアや二重唱を選んだのですが、今まで「小間使い役」をほとんど歌ったことがなかったので、デスピーナやツェルリーナのアリアを歌うのは高校生以来!
なんとなく歌詞は覚えているのですが、それがカタカナで覚えているため意外と邪魔しているようです・・・

昨日無理を言って伴奏者と合わせをしていただき、音楽作りの手助けをしていただきました。
小間使いさんって苦悩したりしないというか、気持ちがストレートで、喜怒哀楽がはっきりしているというか。その心をモーツァルトが全て音で表現しているから、反対にごちゃごちゃ考えずにそのまま歌い、音楽に任せるほうが気持ちがいいんだろうなと思いながら稽古してきました。

そのためにもしっかり暗譜したいのに!!
今日もイタリア語が体中を駆け巡っています。
[PR]
by mihokohoshi | 2009-01-22 11:31 | 稽古風景

ラ・フォンテヴェルデ

d0047297_18275122.jpg

明日は本番です!
今日もクタクタの体に気合いを叩きいれて頑張って稽古してきました。

今回は男性が5名なので、男性のみのアンサンブル四重唱があります。
これが品格アリで美しい!これを聴き逃す訳にはまいりませんよ!
是非お越し下さいませ。
[PR]
by Mihokohoshi | 2008-12-11 18:27 | 稽古風景

もうすぐ初日(7日)!

このところ急に寒くなり、桜の葉も黄色く色づいて、はらりはらりと散り始めました。
気が付けばもう11月。今年も残り2ヶ月です。
日生劇場近くはすでにメリークリスマスの文字がイルミネーションで輝いています。

魔笛は、あっという間に「立ち稽古」が終わってしまい、ここ1週間は「通し稽古」と「オケ合わせ」、そして劇場での「舞台稽古」へとものすごい勢いで進みました。

今回ご一緒させていただくのは読売日本交響楽団の皆さん。
オケの中にはCb.のNさんもいらっしゃり、オケピットから時々顔を出して「頑張れよ!」と言ってくださいます。心強いです。

昨日は衣裳やメイクをして舞台でのオケと一緒の「通し稽古」でした。
帰宅してみると両ひざがアザだらけで赤茶色に変色しており、もしやと肘を見てみると案の定こちらも茶色いアザが・・・。痛くはないので気が付かないのですが、意外と舞台の上は危険が一杯。ちなみに舞台袖も秒単位で動いているので、常に緊張感が走っています。
30名以上の裏方スタッフさんのお陰で、暗い舞台袖でもどのように歩けばよいのか分かるようになっていますし、すべて誘導してくださいますので、緊張して「アレッ、次どこから登場するんだっけ?」となっても大丈夫なんです。ありがたいです。

さて稽古の後は、衣裳を直す必要があるかどうかをチェックし、メイクを落とし、音楽面と演出面からの「ダメ出し」という注意を聞いて、・・・それから・・・
肉を食べて栄養を養いたい人たち数人と一緒に焼肉屋へ向かいます!

そして「ニンニク焼き」頼むのです!!

翌日までニンニク臭いですが、4-5個食べるのでものすごく元気になります。お肉もパワーになりますからね。
こうして栄養補給をして、翌日家で復習をして(もう一つ組がありますので1日おきに稽古があります)、また稽古に向かいます。

明日はとうとう公開稽古。衣裳やメイクだけでなく、照明も付いて本番と変わらない舞台になります。

ここまで来たら、あとは風邪をひいたり怪我をしたりしないように気をつけて、楽しんで歌い演じるのみ。
頑張ってきます。
[PR]
by mihokohoshi | 2008-11-03 17:16 | 稽古風景

なかなか

今日は稽古の予定変更により、突然の休日となりました。
毎日アザを作りながら、汗をかきながら、動き歌いまくっていたので、ゆっくり体を休めつつ、たまった家事をこなしてから、ひとりでゆっくり復習しようと思っています。

この一週間、作っては壊し、創っては戻しの繰り返しで、なかなか前に進みません。こんなに頭を使ったの何年ぶりかしら・・・。稽古途中に何度もみんなが円になり、あーでもないこうでもないと話し合いをしたり。私は「うーん」と考え込んで黙ったしまうのですが。一つのものを大勢で作り上げていくには時間も必要なのです。それぞれが納得して舞台に立たないとお客さんに楽しんでいただけないでしょうし。今が踏ん張りどころなのかも知れません。

ただ、マエストロが稽古に参加してくださるようになってから、音楽がぐーーんと生き生きしてきました。パミーナの音楽も先が見えた感じがします。これをベースにもう一度一つずつ紐解いてパミーナを作っていこうと思います。


d0047297_168313.jpgもうすぐクリスマスコンサートのシーズンですね。
La Fonteverdeのチラシも出来上がりました。

12月12日(金) 昼公演 15時開演、夜公演 19時開演 場所は近江楽堂です。チケットは4000円、ペアチケット7000円となっています。

今回の目玉は、現在大活躍中の鈴木優人くんが私たちのために作曲してくれる「マニフィカート」の世界初演!!彼の人柄のように素敵な曲に仕上がると思いますので、どうぞご期待ください。

チケットの申込はお早めに。↓
mihokohossie@hotmail.com
[PR]
by mihokohoshi | 2008-10-12 16:12 | 稽古風景

ほんとにオペラって稽古させてもらって、本番に立たせてもらって、そうして得られるものが沢山あるんだなと思います。
オペラじゃなくて演奏会も10回練習より1回本番するほうが得るものが多いといいますが、オペラは経験を積んだら積んだだけ、より身になるような気がします。

オペラ経験が豊富な先輩方を見たり、話をしたりしていると、「なるほど!」ということばかりです。

当たり前のことだけど、「座る」にしてもいろんな座り方があるわけで、腰掛けるだけじゃないし、床に座るにしても両膝をつくのか、片膝を立てるのか、ペタンのオシリを床につけるのか、オシリを浮かせるのか、オシリをかかとに乗せるのか・・・などなど。役の表情によってどの「座る」になるのか選ぶわけです。

それに座るスピードだって「速い⇔遅い」様々なパターンもあるし。

「うーーん、これはきっと変だろうから、こうしないほうがいいかな」なーーんて思いながら稽古していたら、二人の先輩から的確なアドバイスが!!

稽古場は恥をかく場所なのよ。いろいろ試してみなくちゃ良いか悪いかなんて分からないじゃない。
俺たちはベテランの俳優じゃないんだから最初から出来るわけないじゃん。

確かに!!
[PR]
by mihokohoshi | 2008-10-04 17:49 | 稽古風景

魔笛稽古

立ち稽古が始まって1週間。
すでに1幕の動きは大体出来上がり、今日から2幕へ入ります。もちろん粗い動きしか決まっていないので、これから細かい部分や合唱との絡みなどは詰めていかなくてはなりませんが、オペラの半分が見えたことで、それぞれのキャラクターも掴み始めたというところではないでしょうか。

演出家、舞台スタッフ、美術関係者、衣裳さんの話し合いも徐々に進み、今回の「魔笛」上演のコンセプトなどが出来上がりつつあります。

自分の解釈と演出家の求めるものが一致する場合は嬉しいのですが、全く考えてもみなかった案をポンと与えられた時、「なるほど!」と思える場合と「うーーん、どのように動けばそう見えるのか?」と悩む場合とあり、後者になると稽古場の床に座り込んでウーーンと考え込むことになります。きっと経験豊かだといろいろな引き出しから「こんなのは?」「これはどう?」と次々案が出てくるのでしょうが・・・。というわけで、体だけでなく頭を使って、毎日ぐったり帰宅しています。

でも素晴らしいキャストとスタッフに恵まれ、楽しく稽古に通っています!
[PR]
by mihokohoshi | 2008-09-27 11:27 | 稽古風景

可愛らしいこどもたちと

今日が「魔笛」稽古最後の音楽稽古。明日からは立ち稽古に入ります。

そして今日初めて童子役の子供たち6人(今日は5人だけ出席)が稽古に参加し、一緒に音楽稽古をしてきました。
小学校高学年ぐらいでしょうか。稽古場の雰囲気にも動じることなく、元気良く歌ってくれました。全員やる気マンマンです。

こうした姿を見ていると、むかーーし、私も子役でオペラに参加していたことを思い出します。
自分たちの出番まで稽古場の外で先生たちと練習したり、発声したり、稽古場の隅に座って生き生きと演じ歌う歌手の方たちを「スゴイ!なんてかっこいいんだろう」と見ていたり・・・

今度は私が子供たちのお手本になれるように頑張らなくては!

☆「魔笛」のチケットは完売だそうです。ありがとうございました。
d0047297_1756559.jpg

[PR]
by mihokohoshi | 2008-09-20 16:29 | 稽古風景

秋?!

このところ東京は涼しいを通り越して、肌寒いくらいの気温が続いています。
35度以上の猛烈な陽射しは厚い雲に覆われ、まるでドイツの秋のような寂しさが漂っています。

北京でソフトボールチームが金メダルに向けて戦っている頃、私はなんだか低気圧のせいか歌う気がなかなか湧いてこず、ぼーっと過ごしてしまいました。
オペラ「魔笛」の稽古は始まっていますが、8月は10日に1回とポツポツッとしか入っていないので、まだエンジンがかかりませんし、カレンダーをめくらないと9月の演奏会に向けてのエンジンもかかりませんし・・・あーーー、めくった時が怖い!!

ということで、昨日はよく寝て体調を戻し、気力を養って、今日は気合でカレンダーをめくり、、、秋からの演奏会の準備を始めたのでした。

まずは9月5日に「ロバのおうじ」九州公演があります。小倉はラ・フォンテヴェルデの演奏会で2度訪れましたが、小倉城がとても優雅で美しい城下町だった記憶があります。

そして11日がラ・フォンテヴェルデの特別演奏会。新日本フィルのサントリーホール定期演奏会でマドリガーレを歌います。もちろんオケとの絡みはなく、リュート(カネコさん)と一緒の演奏です。2年ぶりにみどりさんと「Oime' dov'e' il mio ben」の二重唱を歌わせて頂きます。ドキドキ&ワクワクです。

それから17日には紀尾井ホールにてフォーレ+モーツァルトの二大レクイエムを一度に演奏します。今日はこの曲たちを練習したわけですが、何度歌っても難しい二曲・・・。理想に近づけるのは果たしていつのことやらと気が遠くなりますが、今できる音楽を精一杯やるのみです。

今は下田で受けたサマーアカデミーで得たことを思い出しながら練習していますが、小林先生の引き出しの多さとその貴重さ、精密さには脱帽です。

それから小話の豊富さも!「この曲をニコレと演奏した時に・・・」とか「へフリガーがこうして体を使って・・・」とか「シュヴァルツコプフは公開レッスンをされた時に」とか「中山先生がよくおっしゃったのは・・・」とか「レオンハルトはね」とか、すごい名前がボロボロ出てきたりして。そうした素晴らしい演奏者との何気ない会話を私たちにご披露してくださり、アカデミーのプログラムは真っ黒になったのでした。
[PR]
by mihokohoshi | 2008-08-23 17:42 | 稽古風景

14日~17日まで、すごく濃い4日間を伊豆・下田で過ごしてきました。

d0047297_13562979.jpg大学在学中に入っていた「バッハカンタータクラブ」のOB会が主催したサマーアカデミーは、小林○夫先生を湯布院からお呼びして、一人1時間のレッスンを2回受け、最後に特別演奏会を開くというもの。
OB会会報にサマーアカデミーの応募が載っているのを見つけた時、すぐに手帳を開いて日程が空いていることを確認し、いつも伴奏していくれるコセくんに声をかけ、二人で意気込んですぐに応募をしたのでした!
少しでも多く小林先生の音楽に触れていたくて。ですので4日間は本当に幸せでした。

d0047297_1425429.jpg下田といえば、港ですよね。
ペリーが黒船でどかーんと登場した場所です。
ホテルから2本路地を渡ったらすぐに港でしたので、窓から海を見ることができました。
ここに黒船がいきなり来たらと思うと、想像を絶する恐怖だったことでしょう。

d0047297_1451989.jpgd0047297_1453425.jpg

14、15日は「神輿台」のお祭りで、朝6時55分~夜中13時半まで部落ごとのお神輿が街を練り歩いていました。部落のよって音楽が違っていたり、笛と太鼓だけでなく三味線が入っていたりと興味深かったです。
15日の夜は神輿台を10個ぐらい重ねて両端から押し上げて橋のような形にするんだとか。これが成功すると今年一年良い年になるそうです。
ホテルの脇の道も神輿の通り道でしたが、ホテルのエレベーターや窓には「見下ろさないように」という注意書きが貼られていました。やっぱり神様のものを上から見下ろすというのは失礼ですしね。でも音が聞こえてくるとカーテンを開けて見下ろしたくなりましたが・・・・ガマンガマン。

d0047297_14111053.jpg
d0047297_14112786.jpg
温泉も豊富で、道の至る所に「手湯」があり、ちょろちょろと温泉が湧き出ていました。温度はちょっと熱め。少しぬるっとした感触でした。
左の写真は「ハリスの足湯」。20分を目安にと書かれていましたが、暑い夏、5分も足を入れているだけで汗がどばっと出てきます。不思議と身体が軽くなり、気持ちよかったです。無料。

d0047297_14143446.jpgアカデミーは下田の市民会館で行われました。
OB会役員だけでなく、市民会館の方々にも多大なるご協力をいただき、4日間大ホールのステージ、楽屋、3つの練習室と4つの会議室を無料で提供くださいました。
本当に心から感謝です。

d0047297_14174957.jpg
d0047297_14194850.jpg
受講生や聴講生は舞台の上でレッスンを見学することができました。
受講生は先生の重くて貴重な一言一言を身体全体で受け止めるだけで、頭から汗が流れ落ちます。聴講生は自分にも当てはまる注意をプログラムなどに書きとめていました。

朝10時~12時まで、午後は13時半~19時までという長時間を3日間指導され、4日目の演奏会ではほとんどの演奏に参加された小林先生の集中力と体力には脱帽です。

先生の演奏は特別なことをしていないのに、必要な音楽だけが存在している自然さがあります。コセくんは「譜めくりしながら演奏されている先生の手や身体を見ていたんだけど、何もされてなくて見た目からは何も盗めませんでした」というぐらい自然。確かにドイツ人などの歌手を見ていてもただ自然に立って歌詞を喋っているだけで身体の中とか頭の中がどうなっているのかは分かりません。

歌の先生とはまた違うアプローチをしてくださり、「そう歌いたくていろいろ考えていたけど、そっちからアプローチすれば全てが解決するのか」ということが沢山ありました。
一つの音、一つの単語を丁寧にこだわって歌うんだけど、その一つ一つが自然に積み重なると長くて美しいメロディーラインが描かれる。頭では分かるんだけどなかなか簡単には・・・

でも一番大切で身体の中に常に流れていなければならない基本を指摘してもらえたと思います。ありがとうございました。

d0047297_14333137.jpg
下田ロープウェイに乗って寝姿山に登ってみたかったけど、聴講することが楽しくてそんな時間はありませんでしたが、食の楽しみは存分に!!
本当にお魚が美味しくて、刺身、焼き魚、煮魚と食べまくってきました。
「ごろさや」というお店でランチを食べた時に出た「磯汁」が美味しかったなぁ。
写真はもちろん金目の煮付け。目の前で煮ていたので写真を撮らせていただきました。
スーパーにも大きな金目がゴロゴロと寝ていて、流石港町!!
[PR]
by mihokohoshi | 2008-08-18 14:41 | 稽古風景