Lunchと講習会

いやー今日もものすごい夏日となりました。
昼間銀行まで歩いたのですが、空気の温度にくらっ!!
でもまた30度前後なんですよね。
あーー8月とかになって、40度の日が続いたら一体どうなってしまうのでしょう・・・。
クーラーに頼らざるおえませんね。
朝方も暑くて目が覚めるようになってしまいましたし、とにかく体調を崩さないようにしなくては。

d0047297_20584717.jpg今日は目白へ行き、大学の同級生で楽理科を修了したえっちゃんのお宅へお邪魔してきました。目的はヘンデル作曲「ジュリアス・シーザー」についての講義をしてもらうため。えっちゃんは修了論文をなんと「ジュリアス・シーザー」をテーマに書いていて、私と同じ時期にドイツのハンブルグへ留学したヘンデルのエキスパートなのです。講義を口実にえっちゃん宅へゆきえちゃんと押しかけ、お母様に美味しいランチを作っていただき、まずはおなかを一杯にしてから、約3時間の講義を堪能しました。
(↑野菜、お肉、お魚、貝、きのこがたっぷり入ったホイル焼き。美味!)

d0047297_2141932.jpg今日の講義を聞くまでは、「ヘンデルって心理描写ってあんまり上手じゃないんじゃないの?喜怒哀楽しかないじゃない」と高を括っておった私ですが、Winton Deanさん曰く、「ヘンデルは女性心理を巧みに描くことが出来、クレオパトラは如実に現れている」んだそうです(恥)。生涯独身だったヘンデルですが、女性の理想像があったのかも知れませんね。
一つずつ分析していくと、確かに他の役よりも濃い音楽が付けられているみたいです。「少なくとも3つのクレオパトラのアリアは、この時代の最高のアリアに入る」とも言っています。フムフム、そうだったのか!そういえば2幕3幕のアリアは心揺さぶる音楽だな!
それからヘンデルはクレオパトラにホ長調という♯4つの調子をテーマに与えていて、ここぞという時には必ずホ長調を用いているんだそうです。ほっほー。

詳しい音楽分析と共に、当時の歌手たちの小話も聞くことが出来ました。
初演でシーザー役を歌ったカストラート歌手セネジーノさんはかなりの権力を持っており、曲を見て気に入らないと作曲家に「カットして!」と命令したり、「移調して!」と文句を言ったり、時にはどこからか自分の気に入ったアリアを持ってきて「挿入してね」と言いたい放題だったんだとか。普通の作曲家は大物歌手に屈してしまうのだけど、ヘンデルはなかなか頑固で受け入れないこともあったそうです。クレオパトラ役を歌ったクッツォーニさんもこれまたワガママ極まりなかったみたいで、「いい加減にしないと窓から放り投げるぞ」と怒鳴られて、しぶしぶ従ったという話も残っているんだとか。
私やゆきえちゃんはとってもいい子ですので、決してそんなワガママは申しません!!
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by mihokohoshi | 2005-06-27 21:35 | つれづれ写真日記

ペーター・コーイさん

d0047297_22203726.jpg6月24日は、久しぶりにBCJの定期演奏会へ行ってきました。
←本番終了後舞台袖にて6週間で13キロも減量に成功したペーターと一緒に。

開演30分前にはホールに入り、プログラムをじーっくり読んで今回のカンタータを予習しました。5分前の鐘が鳴ったのであたりを見回すと、ものすごい数のお客様がいらっしゃるではありませんか!!カンタータ、しかも有名ではない番号なのに、満員のお客様が入っており、思わず「おっ!」と声が出てしまいました。さすがBCJ!!
演奏は優雅で美しく、心地良い響きに包まれて「ほっ」とさせてもらいました。
10月の「ジュリアス・シーザー」ではこのBCJのオーケストラと共に歌うことが出来るんです!!こんなにスゴイ方たちと一緒にオペラが出来るなんて、なんて幸せ者なんでしょう。オケの方たちがサジ・・・いや楽器を投げないよう、10月までにちゃんと稽古しなくては、と心に誓った次第であります。

そして次の日・・・・。
演奏会の翌日にもかかわらず、「ジュリアス・シーザーの稽古を見て欲しい」という私とゆきえちゃんの要望をペーターは快く引き受けてくれ、私たちに3時間のレッスンをしてくれました。
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d0047297_2144024.jpgペーターはまず自分が歌って手本を示してくれるので、彼の真似をすることから始まります。真似をしてみてから、ペーターのように素敵に歌うためには、自分の体のどの部分をどのようにコントロールすればよいのか、何をどうすればよいのかを考えるのですが、普通に真似しようと思ってもナカナカ上手く出来ないんです・・・。
ゆきえちゃんもペーターのお手本を聞いた後「上手いなぁ、何かが違うんだよねぇ」とじーーっとペーターを見つめていました。
さすが世界中で活躍してるペーターです。本当に上手い!音楽性が素敵で、その音楽性はテクストの重みや流れを忠実に表現することから来ているのだと思いました。
「ジュリアス・シーザー」はものすごく早くコロコロと歌わなくてはならない曲が多く(超絶技巧っていうものです)、二人してお手上げ状態なのですが、それを見たペーターが「こうしておなかを一つずつ動かして歌うんだよ」と超高速スピードでおなかをピコピコ動かして手本を見せてくれました。(↑写真)
触らせてもらったのですが、すごかったです!これを習得しようと思ったのは、モンテヴェルディの「聖母マリアのための祈り」を歌った時だそうで、10分間を1コマとして1日6コマ。それをまず3週間高速ではなく、ゆっくり練習して、おなかの動かし方を体に入れて、それからだんだんメトロノームの針を早くして訓練していったそうです。本番までまだ時間があるので、トライしてみようと思います、が、忍耐がかなり必要です・・・。

d0047297_22111931.jpgまた「ジュリアス・シーザー」はイタリア語で書かれていて、2年間ドイツ語の曲しか歌っていなかった私は、かなりドイツ語なまりのイタリア語を歌っているみたいで(自覚症状がナイのが怖い)、ペーターに発音の特訓を受けていると、なんとそこにちぇりーさんが現れたではありませんか!!(→写真)
たまたま同じ建物で「総会」に出席していたちぇりーさんが総会終了後様子を見にいらしたのでした、しかもものすごく良いタイミングで。
このレッスンでもちょこっとアドヴァイスを頂きましたが、来週ゆきえちゃんと二人で、今度はちぇりーさんによるイタリア語の歌い方、ビシバシ特訓日が予定されております。こちらもサジ投げられないようにしなくては!!

d0047297_22243864.jpgレッスンの後、BCJの演奏会でソプラノソロを歌ったキャロリン・サンプソンも合流し、みんなでご飯を食べに行きました。演奏会で初めて彼女の声を聞き、ものすごく安定した支えと美声と音楽性に惚れました。聞くところによると私とたった2歳しか年上じゃなんだとか。あのテクニックは信じられません。また彼女が来日する時は聞きに行こうと思っています。ちょっとでもヒントが見つけられるかも知れませんし。
それにしてもペーターといいキャロリンといい、日本酒好き。入ったお店には玄関にずらーーと一升瓶がならんでいて、彼らは何杯もおかわりしていました!(もちろんちぇりーさんもゆきえちゃんも伴奏してくれた根本くんも)
お酒に弱い私は一人ジンジャーエール。それでも気分は酔っ払いで、閉店まで早口言葉で盛り上がったのでした。
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by mihokohoshi | 2005-06-26 22:41 | 稽古風景

白い歯っていいね。

ようやく歯の治療が終わりました。これで痛い思いを当分しなくて済みます(喜)!
今日は歯石取りをしていただきました。歯石を取り除いてもらった記憶が今までにないので、約20年の蓄積をゴリゴリと削っていただいたことになります。
歯石って歯の茶色くなった部分のところかとおもっていたら、歯と歯ぐきの間、CMなどでよく耳にする「歯周ポケット」のあたりなんですね。そこをゴリゴリガリガリ削られました。まるで海岸にあるテトラポットに付いた貝などを削るがごとく。でも嫌な感じはなく、反対に快感。削られながら「うーん、この感触何かに似ているな」と考えて、思い出したのは歯軋り・・・。このゴリゴリ感はそうでしょう。
ゴリゴリ削った後は、緑色の歯磨き粉みたいなもので、歯を磨いて頂き、ツルツルになりました。歯医者に行ってこんなに気持ちよかったのは初めてでした。やっぱり年に1回は定期検査に行こうっと。
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by mihokohoshi | 2005-06-23 16:07 | つれづれ写真日記

d0047297_20475480.jpg梅雨の時期だというのに、折りたたみの傘しか持って居なかった私は、かなり不便を強いられておりました。がしかし、本日新宿にて普通の傘を手に入れました!
母が「誕生日祝いに商品券を送ります。何か欲しいものを買ったら」と言ってくれて、いろんなデパートを見て品定めをしていたところだったのです。
傘はパールピンクの大人可愛い雰囲気です。早く使いたいのですが、週末からまた梅雨の中休みになる予報ですね。それよりも傘を忘れないように気をつけなくては。せっかくの誕生日祝いですから大切に使ってあげたいです。


午後は1時間半みっちり「ジュリアス・シーザー」の稽古。場所は「パ・スタジオ」。なぜ「パ」かといいますと、手をパンと叩いてもしか聞こえないぐらい響かないので、私が勝手に命名させていただきました(詳しくは6月13日の日記をお読み下さい)。
13日の稽古は、体調も機嫌も悪く、稽古内容は最悪で反省一色でした。でも今日は午前中練習をし体調を整え、気合を入れて稽古に望みました。
d0047297_20581941.jpg本日の副指揮者は優人くん。BCJの録音のため今朝まで神戸にいたんだとか。東京駅から直接稽古場に来たというのに疲れも見せず、みっちり稽古を付けてくれました。マエストロの息子さんだからか、言葉の端々や身振り手振りにマエストロと似た箇所が沢山あるんですよね。蛙の子はカエルです。
「ジュリアス・シーザー」の副指揮者は3名おり、一人は指揮科、一人は楽理科を経て古楽科卒、そして3人目は作曲科を経て古楽科という顔ぶれですので、それぞれの特徴を生かしたアドヴァイスを与えてくれます。優人くんはさりげなく言う一言が、歌手が楽に歌えるヒントになっている場合が多く、「そうだそうだ」と納得しながら稽古を進めることが出来ました。ありがとう!!
それにしても誠に歌いにくい稽古場であります。しかもこの湿気で汗だくになってしまい、稽古終了後はヘトヘトに・・・。500mlのジャスミン茶も飲み干し、優人くんから頂いたドーナツ(チョコ付)だけでは元気が出ず、駅構内のカフェで「ゆずちゃスムーシー」なるものを飲んで、一息ついてから帰宅したのでした。
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by mihokohoshi | 2005-06-22 21:24 | 稽古風景

ここ3日の動き

梅雨とは思えない良い天気が続いています。お洗濯もやり放題なので気持ちがいいですね。

日曜日は府中市にある「セレンテ」へ行き、マッサージ&排毒をしてもらいました。その日は月に一度のサービスデー。いつもの全身マッサージに顔のオイルケアがプラスされて同じお値段なのです。しかも500円で顔のパックまでしてもらえます。最近顔がベタベタするので、パックを追加してみました。
パックには3種類あり、今回わたしがお試ししたのは、「ヌールエステ ホットジェル」と呼ばれているものです。セイヨウキズタヒバマタといった聞きなれない植物のエキスが主成分のようで、主に毛穴のお掃除をしてくれるんだそうです。その効き目は抜群で、もうびっくりするぐらいツルツルに!これは病みつきになりそうです。
ジェルは販売されていて、100g3465円だそうですが、ラップで覆って15分待ったり、熱めの濡れタオルで拭いたり・・・と使い方が面倒なので、「セレンテ」へ行った時に、プロの手でパックしてもらおうと思ってます。

月曜はシェーンベルグの楽譜とにらめっこの一日となりました。10月末(まだ日程未定で28日か29日のどちらかが候補だそうです)名古屋と11月2日東京にて、アメリカの弦楽四重奏団「ボロメーオ・SQ」の来日公演でシェーンベルグ弦楽四重奏曲第2番を歌わせてもらうことになり、初の近代作曲家であるシェーンベルクに取り組んでいるところです。
シェーンベルクと聞くと、無調とか12音とかが頭をよぎりますが、音楽辞典で調べた結果、この弦楽四重奏曲第2番の頃は、まだ彼の作曲期間の中で「調性(のある)時代」に分類されるそうです。でも信じられないくらい旋律が頭に残りません・・・。
まずは鍵盤を叩いて音をとり、aなどの母音をつけて歌い、旋律を頭と体に叩き込みます。それから歌詞をつけて稽古しようとするのですが、旋律があまりにも予想の付かない方向へ進むので、歌詞をつけて歌うことが出来ないのです。仕方がないので、2小節ずつ何度も繰り返して練習するしかありません。
このペースだと、一日2ページ(約15小節)が精一杯。これ以上は集中力が切れてしまい、頭に入らず、むやみにやっても、喉に負担がかかってしまいます。ふぅぅぅぅ、これを2楽章分やらなくてはならないかと思うと、気が遠くなる・・・。しかもシュテファン・ゲオルグの詩が難解で、国語能力の無さや、想像力の無さを痛感してしまいます。
時間はまだあるので、「ジュリアス・シーザー」の稽古と平行してコツコツ練習して行きます。

火曜は歯医者の日。最後の虫歯に銀色の詰め物をしました。仮に詰めていたものを取らないと、銀色の詰め物が付けられないのですが、その仮の詰め物を引っかき出す時、むき出しになっている神経に触るので、チーーンとした痛さが頭に響きます。先生もピクピクする私を見て「ごめんなさいね」と言って、やさしく引っかいてくれるのですが、それでもチーーンは無くならず。
やっぱり歯医者は嫌ですね。これからは年に1度の検診に行くことを強く心に誓いました。

歯医者から自宅に戻る時、郵便局に寄ると外国人(黒人)さんが宅急便の不在届けなる紙を持って窓口に来ていて、英語と片言の日本語で局員の人と話をしていました。私はぱぱっと郵便物を出してその場を去ってしまいましたが、あまり日本語が出来ない方のようで、局員さんも困っている雰囲気でした。
自宅に向かって歩き始めたのでしが、そういえば私も留学先のライプチヒで、母が送ってくれた小包を取り寄せるのに、七転八倒して電話を掛け、1人目のおばさんは不親切で私のドイツ語を理解してくれなかったけど、2人目のお姉さんはとっても優しくて、何度も同じことを繰り返し説明してくれて、何とか手元に取り寄せることが出来たことを思い出し、ドイツで言葉が通じなくても沢山の人に助けてもらったから私も日本で何か出来るかも!と思い直して、郵便局に戻ってみました。でも時すでに遅しで、外国人さんの姿はなく・・・。ちゃんと理解できたかな?
多分会えたとしても私の語学力では何にも出来なかったかも知れません。せっかく勉強したドイツ語も帰国1ヶ月で薄れてきてしまいましたし。はっ、ボロメーオSQとは英語で稽古を進めなくちゃなの?!いや、一人日本人の女性がいらっしゃるから助けてもらえるんじゃ・・・。
何度も英語の必要性は感じるのですが、語学って苦手なんですよね。
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by mihokohoshi | 2005-06-21 20:32 | 稽古風景

白アスパラガス~!

先日の朝、ラリラリ~ン♪と電話が鳴りました。ナンバーディスプレーに目をやると「ヒツウチ」との表示。「ん?これはもしやお料理の上手な大島夫人か?となると、栄養補給のお誘いか?」などと考えながら受話器を取ると、ビンゴ!!「もしもし~?」と元気な大島夫人の声が聞こえてきました。そして「今夜時間ある?シロアスパラガスがあるんだけどどう?」と来ました!!内容までビンゴ!!「今夜?!ハイ、19時ごろ帰宅しますので、その辺に伺います!」と返事をして、うきうき気分で稽古に向かったのでした。

d0047297_2142422.jpgシロアスパラの前に、下北沢でLa Fonteverdeのお稽古。(昨日UPした中国話はこちらで得ました。)
ミーントーンとやらで歌っているのですが、これまたさっぱり分からないのです。別に絶対音感を持っている訳ではないのですが、高校の音楽科に通っていた3年間+高校受験のための1年間=4年間みっちりソルフェージュをしごかれた結果、だいたい音感みたいなものが身につき、約半音低いバロックピッチと、純正のハモリに苦労することとなったのです。
この日の稽古でも5名のメンバーのうち、3人で歌うから、他の2人ははもっているか聞いてみてと言われ、私は谷口くんと聞く側に回ったのですが、私には全部美しく聞こえ、どの音が悪いのか分かりません・・・。そんな中、谷口くんは、「○の音がちょっと低い」と注意します。それを直すとこれまたより美しい和音になるはずなのですが、私の耳には普通の和音にしか聞こえません。違うとすれば、響き方。みんなが「ヨシ」と納得する和音だと、空気が♪ジジジジッと震えます。「どう?」と聞かれても分からないし、きれいなのかすら不明で、こうした音程合わせの時間は、私の眉間にシワがより、一人ポツンと異次元にいるような気分になるのです。美登里さんとかは「慣れ慣れ!」と励ましてくださるのですが、本当なのかどうか・・・。

眉間のシワが取れかけたころ、大島夫人宅を訪れました。
d0047297_21221032.jpg「作り方も覚えたほうがいいでしょ!」と、お手伝い開始。エプロンを借りてアスパラの皮むきをしました。手前にあるシルバーの機械がアスパラ専用の皮むき器。初めて見ました。普通の皮むき器でむくよりも数段気持ちよいのです、感激!!奥のアルミホイルに並んでいるのが、すでにむかれたアスパラたちです。これにバターとお砂糖をふりかけて、オーブンに焼くこと40分。とても美味しいホイル焼きの出来上がりです。

d0047297_21311817.jpgドイツではゆでて、オランダ風ソースという黄色くてバターたっぷりのソースをかけて食べるのが一般的なようで、レストランでもほとんどがオランダ風ソースと共に出てきますし(写真参照)、アスパラガスの旬5月になると、スーパーにはアスパラガスの隣にオランダ風ソースが並びます。
しかし、大島夫人は「アルミホイル焼きが一番美味しい!」と断言。食べてみたら本当に美味しかったです。ドイツのシロアスパラは6月の現在はすっかり姿を消しているかと思いますが、日本ではこれからが旬ですね。確か大島夫人、また北海道からアスパラが届くって話してたな・・・。
ホイル焼きと共に、アルパラガスのスープと、玄米による和風ピザも頂きました。ごちそう様でした。
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ドイツ語でアスパラガスはSpargel(シュパーゲル)。シュピーゲルと間違えてレストランで頼んでしまうと目玉焼きが出てきてしまいますので、要注意。
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by mihokohoshi | 2005-06-18 21:46 | 稽古風景

飴は携帯の電源と共に!

今は仕事に追われることもなく、自由な時間があるので、なるべく演奏会に足を運ぶようにしています。その分お金も外へ運ばれてしまいますが、仕事が入ってくるとなかなかコンサートホールに足が向かなくなってしまうので、今のうちに!!
6月は週1回のペースで聞く予定になっていて、今週はRoman Trekel「冬の旅」を聞きに東京オペラシティコンサートホールへ行ってきました。
d0047297_17254276.jpg留学中ベルリンの国立歌劇場で、彼が歌う伯爵(フィガロの結婚)を聞きました。ひょろっとしていて少しひねくれたような伯爵だなぁと記憶しています。
今回の「冬の旅」でも冷たくひねくれた男性の失恋話みたいで、時々逆キレしたような心の叫びがあったかと思えば、心ここにあらずといったぼーっとした表情アリと、劇的でした。リートのコンサートにしては東京オペラシティコンサートホールは大きすぎて、出来ればリサイタルホールぐらいの大きさで、息使いも表情も手に取れるホールで聞けたらもっと良かったと思います。
そうすればお客様の集中力ももっと高まったはず!曲中は集中して、なるべく音を立てず、静寂を保っているのに、曲間になると一斉に「ゲホゲホ、ザワザワ、パサパサ」といった音がホール中に鳴り響いていました・・・。Trekelがどう感じていたかは不明ですが、「冬の旅」のような曲と曲のつながりが強い連作歌曲では、曲間も集中力を持続し、一気に24曲歌い上げたいのではないかと感じました。彼は客席で雑音がしている間も微動だにせず、直立不動で待っていましたし・・・。こうした集中といいますか、静寂も、音楽の一部としてとても大切だと思いますので、お客様にもご理解とご協力をいただけると、もっともっと素晴らしい音楽を共有していただけること間違いないと思います。
また意外と気になるのが、飴を袋から取り出す時の音です。取り出している本人はあまり気にならないのですが(経験者です・・・)、結構ホールに鳴り響くんですよね。あるテノール歌手は「とにかくあの「カシャカシャ」という音が気になってしまう。あれなら咳をしてもらったほうがよいのです」と申しておりました。うーん、確かにそうかも。
d0047297_17445218.jpgその内場内アナウンスで、「携帯電話の電源をお切り下さい。飴は袋から出してハンカチなどに包んでおくか、お口の中に入れておいてください」などと注意事項が増えるかも知れませんね。お勧めはガムを開演前に口に入れておくこと。これだと喉も渇きもありませんし、咳にも効くと思います。休憩の時にまた新しいガムを入れれば大丈夫。一度お試しあれ。
Trekelのコンサートでは、後輩に会ったり、ライプチヒ留学時代にお世話になった方に遭遇したりと、懐かしい出会いに恵まれました。写真のバラは会場で配られていたものです。とても立派で深紅の大輪です。「冬の旅」の主人公の愛だったりして。
ここで強烈な小話をひとつ。
あるベルギーの音楽団体が、中国の小さな町で「ロ短調ミサ」を演奏した時のお話。中国の小さな町には、床がコンクリートの昔の映画館のようなコンサートホールがあったんだそうです。お客の皆さんもポテチとともに演奏を聞くという状況だったらしく・・・まぁ一種の娯楽として演奏会を捉えてくださっているのだと思いますが。そんなお菓子の袋の音が響く中、演奏者達はハイテンションでノリノリで演奏をし、気持ちよく「アーーーーーーメン!!」と言い切ったら、客席からタイミング良く、「かーー、ぺっ!!」と痰を吐く音がしたんだとか・・・。
すごい話ですよね。演奏者の私にとっては、かなり強烈なお話なので、こちらに載せてしまいました。
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by mihokohoshi | 2005-06-17 18:05 | つれづれ写真日記

お待たせしました!宗研合唱団演奏会のレポートをUpしまーす。

11日の夜あまりよく寝られなかったので、上野駅でアルフェミニを購入し、楽屋にて一気飲みをし、頭と体にを入れました・・・。いつも寝不足や頭がぼーっとしている時にこのドリンクを飲むと症状が少し和らぐので、愛用しています。

12日は朝10時半からリハーサルをして、2時から4時まで本番。5時から8時半まで打ち上げというスケジュールとなりました。

ほとんどのアマチュア合唱団の演奏会は、当日にリハーサルを行うので、1日に2回本番をこなすのと同じ体力が必要となります。宗研合唱団もそうで、9時から舞台のセッティングや楽屋準備のために合唱団の方がホールに入り、いろいろと準備をしてからまずリハーサルを2時間。そしてお昼を食べて衣裳に着替えて化粧をして、本番をまた2時間。先日も述べたように、こちらの合唱団は平均年齢が60歳を超えているのですが、皆さん本当にお元気で、余裕で午前中のリハーサルを終え、本番もほとんど立ちっぱなしで歌い切り、打ち上げでは沢山飲んで食べて喋って・・・なんです。恐れ入りました。
私の方はというと、大体毎日お昼が練習時間だったので、10時半までに発声をしてスタンバイしておくことはちょっとだけ気合が必要でした。

石橋メモリアルホールは、私が学生時代所属していたバッハ・カンタータ・クラブが毎年演奏会をしていた場所で、500人から600人収容できる小ホールです。舞台袖がないため、地下の楽屋から舞台まで急な階段を上がらなくてはならず、裾の広がったドレスは着ることが出来ません。ですので、今回は黒のスマートなドレスを選びました。これは昨夏、ドイツで購入したもので、今回が初のお披露目。写真を撮ろうと思って忘れてしまいました。また次回。

d0047297_0131867.jpgオーケストラの方たちはほとんどが芸大の学生さん、または卒業生で、気持ちの良い演奏をしてくださり、私たちをしっかりサポートしてくれました。こうして一緒に音楽できるって幸せだなぁと、彼らの演奏する姿をみて感じておりました。どうもありがとうございました。
←これは11日の稽古風景。

演奏の方は、難しいカンタータ21番もお客さんから見てそれ程ヒィヒィ歌っているようには見えないぐらいには歌えたようです。事故もありましたし、練習で辛い箇所は本番でも辛かったですけど、このカンタータを留学最後の教材として使用し、とてもいいレッスンを受けることが出来たので、思い出の一曲になりました。

さて本番の後は、しのばず方面に繰り出し、イタリア料理店のフロアーを貸し切っての打ち上げ!皆さん盛り上がっていました。それではテーブル毎に写真でご紹介!!

まずは女性陣から。
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それから男性陣。
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私も一緒に。
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がちょーんの私とほろ酔いのじょるじゅ。
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若い方もちらほら。
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アルトの中巻先輩とオルガンを弾かれた色白の広沢さん。
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今回も華麗な大変身を披露されたテノール兼指揮者の大島さん。
八重歯がかわいいのです。となりは奥様。
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奥様は私のドイツ語の先生でもあり、栄養補給としておいしいお料理を食べさせてくださいます。お隣りは初二重唱で緊張したバリトンの大田さん。
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こちらの4名は今回が宗研デビューの方たち。
左が舞台に上る急な階段で心臓バクバクになってしまったけど楽しく歌うことができたというイトウさん。右はとにかく歌うことが楽しいという田中さん。
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左はjirohさんの輝きと共に歌ったというSudaさん。右は稽古は長かったけども本番はあっという間だったというすがやさん。
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宗研の皆さんは「いつも歌ってくださってありがとうね」とおっしゃってくださいますが、私は「いつも宗教曲を一緒に歌わせていただけて本当に嬉しい」という気持ちで一杯です。またご一緒させていただければと思っています。
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by mihokohoshi | 2005-06-14 00:54 | 演奏会報告

梅雨の中休み

10日は一日中雨が降ったし、11日は曇り空でものすごい湿気だったし、天気予報では「梅雨に入り、これからずーーーっとぐずついた天気でしょう」って言っていたので、6月12日の宗研合唱団演奏会はきっと雨で石橋メモリアルホールまで歩くの大変だなぁ、お客さんも大変だなぁ、合唱団の皆さんも大変だなぁと思っていたのに、当日は快晴!!そして今日も快晴!!やはり行いがいいとこういう結果をもたらすんでしょうね(喜)!

まずは13日、今日の話から。
12日の本番前は、クーラーのせいで妙に足が重く、気になってあまりよく寝られませんでした。そして昨晩も本番の後で疲れすぎていて眠りが浅く、今日は本当に頭がぼーーっとしていた1日となってしまいました・・・。
午前中にちょっと練習をし、お昼は新宿に出て、ライプチヒで仲良くしてもらっていた小野君(音楽学専攻)とランチ。彼は芦屋の実家に一時帰国をしているのですが、この3日間東京での学会を聞きに来ているということだったので、約1ヵ月半ぶりに会い、オムライスを食べました。それにしても日本はどこに行ってもウルサイ。昨日の打ち上げも喋るのに相当体力を要しましたが、今日のランチでさえ、レストランのBGMが大音量で鳴っているから2時間話してご飯を食べるだけでもうヘトヘトになってしまいました。こういうBGMは無駄なサービスです、特に声楽家にとって!
んで、ヘトヘトになったところで3時半から5時まで「ジュリアス・シーザー」の稽古。しかも全く響かない、天井の低い練習室で・・・。だってね、パンと手を叩いても、しかならないんですよ、パしか!ンはどこにいったのーー!
こういう場所で歌っても下手になる一方なんですよね・・・。悲しいかな。
しかも昨日の本番の疲れもあまり取れていなかったので、テンションも上がらず、喉も開かずで、苦しい稽古となりました。それでも嫌な顔一つせずに稽古に付き合ってくれた副指揮者には感謝です。とにかく今日の稽古は良くなかった・・・。反省中。せっかく稽古を組んでもらったのに、あれでは勿体ないです。これから気をつけなくては。早くこの湿気と強靭なクーラーに慣れたいと思います。

そして帰宅後は夕寝・・・。ふと気がつくとすでに21時半を回っていました。合唱団の皆さんはお仕事をお持ちでしょうから、本番の次の日と言えども朝から晩まで働いてらっしゃると思われるのに、私ったらなんてだらだらした生活をしているのかしら。体力がないって本当にだめですね。

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夕食後には、昨日聴きに来てくださったk.taimaさんから頂いた唐芋レアケーキを2つも一気に食べてしまいました。このケーキは大丸百貨店限定商品だそうです。スイートポテトの焼いていないお芋を冷やしたもののようで、甘さ控えめなのでいくつでも食べられてしまいます。

昨日12日の演奏会については別枠で紹介しましょう。今日のことだけで盛り沢山になってしまいました。
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by mihokohoshi | 2005-06-13 23:53 | つれづれ写真日記

おなか一杯のコンサート

とうとう梅雨入りしたようですね。今日の雨は台風の影響だけではなかったみたいです。
d0047297_23153731.jpg1日中、霧のような雨が風と共に降ったので、傘を差していても上半身から下は濡れてしまったのでした。しかも湿度は部屋の中で70%!!これはどういうことなんでしょうか?!まるで水の中に入っているような感覚です。ドイツでは雨が降っても50%ぐらいでしたから、正直この湿気によって体力をかなり消耗しています・・・。

さてそんな中、3回目の歯医者へ行ってきました。不安な声で先生に「今日は何をするんでしょうか?また削るんでしょうか?」と伺ったところ、普通の声で「はい、削りますね」と返ってきました。「麻酔は・・・」と切り出すと、「そうですねぇ、しようかな!」とのこと。
ほんのちょびっとほっとしましたが、もしかしたら今日は前回削った場所を詰めるだけかもなどと、淡い期待を持っていた私にとって、けずるという単語は死ぬほど嫌なものでした。
心臓がバクバクと打ち始め、もう診察台に上っているのだから、まな板の鯉状態で何もできないのだとまず自分を説得し、深呼吸と精神統一を行いました。その間、先生は(多分注射器を握り締め)じっと待っていてくださり、ころあいを見計らって「よろしいですか?では倒しまーす」と準備に入ってくださいました。麻酔の注射は、あのウイィィィィーンという音がないので、どれだけブスブス刺されても怖くはありません。前回の時よりもちょっと痛かったですけど、体をピクピクさせながら耐えました。削る時も「ちょ、ちょ、ちょっと!!麻酔したのに痛いじゃん!!」ってところもありましたが、本当にやさしい先生なので、これ以上ご迷惑はかけられないと、ぐっとこらえました。よって今日は「あーぇぇぇ」などというみっともない声を出さずに終了したのでした・・・。

歯医者の後は、二期会の新進声楽家の夕べを聴きに行って来ました。場所はイイノホール。木のぬくもり感じる横に広いホールです。
d0047297_23374029.jpgこのコンサートは、今年の3月に二期会オペラ研修所(48期)を修了した人たちの中から選ばれた成績優秀者19名が、自分の好きな、得意なオペラアリアをお客様に披露するというもの。
私は「本当にオペラ科と二期会のオペラ研修所を修了したのか?」(ちなみに私は46期です)と思うぐらい、オペラの曲を知らなくて、今日のコンサートでも6曲ぐらい知らなかった曲が演奏され、「こういう素敵な曲もあるのか」と良い勉強になりました。
ドレスも15着(15名女性でしたから)見ることが出来、色、形など参考にさせていただきました。今はビスチェという肩の部分がない形が流行りのようで、1名を覗いて肩が出ていビスチェでした。これは猫背で、肩が前に出ていて、上半身にボリュームがない私がもっとも避けたいタイプなのですが、先日池袋で購入したドレスも実はビスチェのタイプ。型によってはなんとか猫背が目立たないものもあるんですね。このドレスのお披露目は早くて10月末、名古屋でのコンサートになるかと思います。東京では12月2日のコンサートで着ようかなと思っています。どうぞお楽しみに。
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by mihokohoshi | 2005-06-11 00:06 | つれづれ写真日記