d0047297_21514355.jpg今日は30日の演奏会の稽古をしに、片倉教会へ行って来ました。京王線の北野駅で下車、牧師先生のお迎えで教会まで車で5分ぐらい。小高い山の上にレンガ造りの素敵な教会はありました。
お天気の良い日は写真の方向に富士山がちらっと見えるそうですが、今日西の方は雲がかかり、見ることが出来ず、残念!

近代的な片倉教会には聖壇と反対側にガルニエのオルガンがあり、軽くアーチを描いた木の長椅子が並んでいました。聖壇の後ろはガラス張りになっていて、十字架のある中庭が見えるようになっています。今日はお天気だったので自然光が入ってきれいでした。

今日はオルガンと声のバランスを見ることが第一の稽古目的。この片倉教会は椅子が聖壇に向かって並べられており、オルガンはお客さんの背中から聞こえてくることになります。歌がオルガンの横に立って歌うとなると、お客さんの背中に向かって歌うことになるのです。教会関係者からは「オルガンの横?!聖壇のことろで歌ってくださらないの?」と言われ、恐れ多くも聖壇に登って歌うことになりました。
ここで発生するのが時差という問題。オルガンと聖壇は約30メートル離れているので、お互いの音を聞いて歌うとずれてテンポもどんどん遅くなっていってしまうのです。よって中央にマイクを置き、録音をして1回ごとに聞きなおして、お互いのタイミングを計ることを繰り返しました。結果お互いのテンポ感をそれぞれ守り、聞こえてくる音とずれながら歌うということになったのです。この作業を2時間やったら二人とも神経をすりきらしてグッタリしてしまいました。
本番はお客様が入って音響が変わり、またタイミングも変わってしまうかも知れませんが、お客様はオルガンと聖壇の真ん中あたりに座られるとよいかと思います。宗教曲3曲と日本歌曲3曲、オルガンのソロが4曲あります。どうぞお楽しみに。

この後府中で途中下車し、「セレンテ」のマッサージを受けてきました。ちょっとしたことが原因で腰が痛くなり、そのまま背中、肩、首が固まり、頭蓋骨の歪みまで引き起こしてしまいます。今日は固まった首と肩を念入りにほぐしてもらいました。お陰でアゴまで軽くなりました。
d0047297_22231181.jpg今日の府中は「くり祭り」とかで、けやき通りには山車がずらーーっと並び、笛や太鼓の音に合わせて子供たちがお面をかぶって上手に踊っていました。
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by mihokohoshi | 2006-09-28 22:26 | 稽古風景

深い味わい

もう半袖では寒いくらい、風が冷たくなってきました。電車の中でもこの気温の変化に身体がついていけないのか咳き込む人がちらほら・・・。そういう私もちょっとアレルギーが・・・。季節の変わり目&花粉が飛んでいるようなので、皆様お気をつけ下さいね。

さて昨日は東京オペラシティへ向かい、BCJの定期演奏会ソロカンタータ編を聴いてまいりました!席は舞台下手側サイド2階。ちょうど出演者が出入りする扉の上のあたりです。昔、学生券でBCJの定期を聴いていた頃はもうちょっと舞台寄りの3階に座っていましたが、東京オペラシティでBCJを聴く場合、結構学生券の位置ってバランスがいいし、歌手の顔や身体が身近に見えるから勉強するには最高の場所なんですよね。
今回はそのことを思い出して、あえて正面ではなくサイドの席を予約してみました。やっぱり良かった!マサアキ・スズキ氏の独特なオーラを十分に浴びることが出来ましたし(ただし浴びすぎると眠れなくなるぐらい脳に刺激が与えられる)、歌詞もよく聞き取ることができました。
今回はキャロリン、ロビン、ゲルト、ペーターというBCJのみならず世界中で大活躍している歌手たちによるソロカンタータの競演でしたので、客席からも興奮オーラが湧き出ていました。
すべての歌手、すべての曲が素晴らしかったのですが、なんといってもPeter Kooji氏による82番「Ich habe genung」にしびれたぁ!最初の1節でガーーーンとハートをわしづかみされたというか、あの味わいは人生を経てこないと出ないと思うし、それを表現する技を持っていないと出せないし、「私もこういう歌が歌えるように成長していきたい」と思いながらジーンとしていました。82番のカンタータは人生の満ち足りた思いからキリストのそばへ行きたいという死への憧れが歌われるんですけど、ペーターはそれを見事に声に乗せて客席へ届けていて、♪Ach という感嘆詞がなんともいえない色に染まっていました。この曲はソプラノバージョンもあり、いつか歌ってみたいなぁと思っているのですが、昨日のペーターを聞いてしまったら、まだまだ歌えないな・・・と。あの味わいはいつになったら・・・。
この感動を胸に楽屋へお邪魔。忘れていたドイツ語を思い出しながら片言で「82番がすごく良かったぁ。ただ美しいだけじゃなくって、悲しいだけじゃなくって・・・ウーーン言い表せないよ。心の中で泣いたの。」と言うと(言ったつもりだけど)、ペーターは「泣いた?それはいい意味で?」。多分間違った表現をしてしまったんでしょう。ペーターは真剣な表情で聞き返してきました。ごめんなさい、ドイツ語めちゃくちゃで。でもペーターは「ハートが伝わったって君が喜んでくれたのなら歌った私も嬉しいよ」と。私もいつか心が伝えられる歌手になれたらと願い写真を一枚。撮影はロビンちゃんです。
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by mihokohoshi | 2006-09-24 21:31 | つれづれ写真日記

突然空気が冷たく、そして乾燥してきました。ついこの間までフローリングの床がジメジメして嫌だったのに、もう加湿器の時期なのでしょうか。

d0047297_21284374.jpg今日は11月18日に名古屋で演奏する3場からなる合唱オペラ「ピエトロの息子~若きフランチェスコの肖像~」の稽古をしてきました。今日が東京で行う最後の音楽稽古。毎回作曲家の藤原義久先生が見守る中、よりよいものに仕上げようと、変更を重ねて作り上げてきました。
今日は衣裳合わせもあり、聖女となるクララに扮する私はとっても愛らしいドレスが出来上がっていました。10代に見えるように演じ歌わなくっちゃ!衣裳は合唱のメンバーの一人、成田さんがデザインから全て考えてくださり、役に合わせて素敵な衣裳を作ってくださいました。司教さんの服も立派で素晴らしかったですよ。名古屋にお住まいで、お時間ある方は是非聞きにいらして下さい!!
11月18日(土)18時半開演、会場:しからわホール、入場料:3000円です。合唱オペラのほかに、カプレ「三声のミサ曲」、コチャール「ラースロー・ナジの詩による三つの女声合唱曲」もヴォーチ・アミーケの皆さんによって演奏されます。
「ピエトロ」のキャスティングはワ・タ・ク・シが!!指揮者より声種、役柄の性格を伺い、「これぞ!」という方たちにお声をかけさせて頂きました。最初の稽古で指揮者が「このキャスティングは完璧だ!」とおっしゃっていただいたほど。本当に完璧です!!素晴らしい舞台になること間違いナシ!!歌手の方たちの個性を味わっていただけると思います。どうぞお楽しみに。
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by mihokohoshi | 2006-09-23 21:39 | 稽古風景

福岡の思い出

d0047297_23415173.jpg福岡からのお土産の辛子明太子です。熱々の玄米ご飯にのせていただきました。ちょっとダイレクトすぎたかしら??
そういえば明太子をマヨネーズであえて、チクワかハンペイにのせて食べるというのを叔母に教わったんだった。もう一はら残っているので今度試してみよう。
東京のスーパーで買う明太子よりもコクがあって、舌の奥の方で味が解ける感じ。また福岡行ったら買ってきたいな。
福岡であまりにも美味しいお食事を頂いてしまったため、何を作っても美味しくないのが辛い・・・。お料理もっと訓練しよう。
台風13号が直撃した福岡天神。一昨日までお散歩していた道が、落ちてきた看板や折れた傘、倒れた大木で見るも無残な姿になっていてびっくり。被害も大きかったようだし。一日も早い復旧を!福岡に残っている人やお世話になった方々は無事だったのかな・・・。
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長浜へお魚を食べに行く途中、大きな帽子のディスプレイを発見。無事だといいな。
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by mihokohoshi | 2006-09-20 23:58 | つれづれ写真日記

I LOVE 福岡!!

d0047297_2121455.jpg台風が九州へ上陸しないうちに・・・と、昨晩福岡空港を発ち、無事東京へ戻ってまいりました。公演が1日遅かったり、台風が早く進んでいたらアウトだったでしょう。雨女の私もなんとか台風は免れました。

左の写真は上が福岡銀行大ホール、下がウェル戸畑大ホールのポスターです。両方ともすっきりしたデザインで好評でした。が、雨という天候のせいか、曲目がマイナーだったからか、お客さんの入りがちょっと寂しかったかな?
マイナーな曲ですが、特に「ウェリントンの勝利」という曲は、指揮者による演出がとっても凝っていて、すごく楽しい曲だったんですよ。きっと小学生や中学生が聴いても楽しんでもらえたと思います!!イギリスとフランスの国旗をふりふり、歓声あり、大砲の効果音カンペキという具合でしたからね。あーー、楽しかった!私も舞台袖で興奮していました。そうそう、この曲には小太鼓(正式な楽器名称は違うかも知れません)が最初に活躍するんですけど、その小太鼓が素晴らしかったんです。ただリズムしかないのに、芸術になっているというか、素敵でした。あー、もう一度聞きたい。

d0047297_21293234.jpgこちらは2日目(14日)の稽古風景。
九響の稽古場は響きもよく、十分な広さ、高さがあり、気持ちよい場所でした。
外は緑に囲まれていましたし、こういう場所で稽古できるっていいですよね。

d0047297_21314645.jpgそして15日初日は福岡銀行の地下にあるこれまた素敵なホールで行われました。
音響も丁度よく、私はオーケストラの一番後ろに一人ポツンと立って歌ったのですが、歌いやすかったです。
指揮者である下野さんもバランスをすごく良く聴いてくださり、オケをセーブしてくださったこともあり、客席には十分届いていたようです。

d0047297_21351192.jpg16日は午前中に車で戸畑市へ移動し、ウェル戸畑という戸畑駅のすぐ前にある新しいホールで歌ってきました。
福銀大ホールよりも客席と舞台が広く、オケの音が聞こえにくかったりしましたが、楽しく歌うことができました。
「エグモント」の序曲から舞台上で座って聴いているのですが、下野さんの指d0047297_2141249.jpg揮を見ているとすごく楽しくって、緊張する暇がないというか、集中することすら忘れるぐらい!お客さんよりも特等席に座っていたかも。下野さんの一振り、目配せ、呼吸一つでオケの音色がふわーーっと変わるので快感でした。下の写真は私が座っていた舞台からのアングル。

さてここからは美味しい食べ物コーナー。
まずは14日に一人で長浜の市場会館で頂いた海鮮丼から。お店は「まさ味」です。カウンターのお兄さんが気さくに話しかけてくれ、次回はイカを是非とオススメしてくれました。
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d0047297_21485273.jpgこちらは九響の事務局長さんがソリスト3人を招待してくださった中州にあるお店。
ここには生け簀があり、左上の魚は刺身にされても尻尾をピクピクさせていました。
松本さんがカボスを絞っているのはフグ!!すべてのお魚が新鮮で美味しかったです。
米谷さんは時々「コレ、美味しい♪」と歓声をあげながら黙々と食べてらっしゃいました。私もおなか一杯頂きました。幸せでした!
d0047297_21532744.jpgこちらはBCJチェロ&コンバス夫妻から紹介してもらった岩田屋本店地下二階にある「本吉屋」の「うなぎのせいろ蒸し」。
1900円するんですけど、ホッペが落ちるほどウマイ!初日の夕食に頂いたのですが、楽屋で思わず「ウマイ!」とうなってしまったほど。300年の歴史を感じました。タレに一番感動したかな。
福岡の自然、食べ物、人間に惚れた4日間でした。また九響とご一緒できたら嬉しいです。今回誘ってくださった指揮者に感謝!!
左はゲストコンマスの青木さん、右が指揮者の下野さん。
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by mihokohoshi | 2006-09-17 22:06 | 演奏会報告

福岡より

東京は朝雨が降っていたようですが、福岡は一日中よいお天気に恵まれました。
12日は無事飛行機に乗り遅れることもなく、順調に福岡に着きました。12時20分頃ホテルに着き、1時間後には稽古場へ向かい、14時からすぐ稽古開始というちょっとタイトスケジュールだったので、元気がなく、しっかり歌えませんでした。グルベローヴァさんが「移動・フライト当日は稽古しない」と本に書いていましたが、身体が疲れていると上手くコントロールできないからなんだなと実感。今後余裕があれば気をつけてみたいと思いました。
初日の稽古は1時間弱で終了。オケの皆さんは指揮者の下野さんの身体から発せられるエネルギーを誠実に音に変えていて、序曲を聞き幸せな気持ちになりました。オケにのって歌いたかったのですが、なんだか身体がふらふらでダメ・・・。
そこでマッサージ!!なんといつも行っている「セレンテ」の姉妹店が福岡・天神にあり、ホテルも天神だったので早速予約を入れ、フライトで疲れた身体を癒してもらいました。東京と同じケアが福岡で受けられるなんて、よかったです。夜は天神地下街で海鮮麺を頂き、早々とベットに横たわりました。

そして今日は驚きの連続。というのも、福岡では「福岡古楽音楽祭」が行われていて、ホテルには音楽関係者が何人も宿泊していらしたのです。そんなことはまったく知らずに朝食を食べに行くと、まずBCJのオケの方と3人お会いしました。朝食後公園までお散歩するために街を歩いていたら2人のBCJの美女と遭遇。散歩後に大丸をめぐっていたら再び美女と遭遇し、岩田屋本店ではコンバス&チェロご夫妻とばったり、そしてホテルのロビーではチェロボスと会ったのです。「天神歩けばBCJにあたる」ってぐらい。こちらの方たちも14日の夜に演奏会をされるとのこと。うーーん、私の本番と丁度一緒とは、残念・・・。
でも皆さんの笑顔から元気を頂き、今日は語りの松本さん、エグモント役の米谷さんと3人で稽古場へ向かいました。稽古前に指揮者といろいろ打ち合わせ。お二方ともベテランなので、突然の変更やマエストロからの注文にもぱぱっと答えて対処されていて、さすがだなぁと思いました。稽古は今日も1時間弱で終了。昨日よりは元気でしたが、まだベートーヴェンの音楽に乗り切れていないないようで、ちょっとした間やritのかけ方などオケと合わない箇所があり、早くこの音楽に慣れないとダメだなと反省。なんせベートーヴェンデビューですから、慣れるしかないですね。
夜は長浜という港まで歩いて行き、「市場会館」というところで「海鮮丼」を食べてきました。お魚が新鮮で美味しい!築地のように上品という感じではなかったけど、マグロの赤身、カンパチの一種、タイ、イカ、イクラを食べました。今日は時化(しけ)でイカが上がらなかったとか。カウンターのお兄さんが「次回いらした時は是非イカを召し上がってください!」と力説していました。タクシーのおじさんも「佐世保のイカを是非!」と。こうなったら次回はまずイカを食べなくては。
夕飯後はBCJのオケが練習している稽古場へお邪魔し、1時間見学させてもらいました。こちらはモーツァルトのプログラムで、丁度アヴェヴェルムとハ短調ミサの「キリエ」を稽古していました。九響の響きとはまた違うバロックな響きはこれまた心地よく、野々下さんのソロも聴くことが出来、フレージングの作り方など勉強させてもらっちゃいました!こういう技術は聴いて盗むしかないんですよね。本で読んでもピンとこないし。
稽古場には朝逢ったメンバーだけでなく、もーーーっと沢山のBCJメンバーと逢い、またまた元気をいただきました。今夜はゆっくり休んで明日頑張って歌ってきます。
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by mihokohoshi | 2006-09-14 20:55 | 稽古風景

ちょっとした幸せ

やっぱり私は雨女だ・・・。明日12日は試聴会、13日~16日は九州で稽古と本番なのですが、ばっちり雨が私について回るみたいです。あぁぁぁ、傘差して歩きたくないのになぁ。仕方ありませんね(泣)。

試聴会というのは、新国立劇場のオーディションみたいなもので、オペラ劇場の舞台でアリアを歌い、声を聴いてもらうというもの。再びあの素敵な舞台で歌えるなんて幸せです。オーディションなので身体が震える程緊張すると思いますが、楽しんで歌えたらと思います。

d0047297_19255420.jpgちょっと緊張気味だったので、練習後はほっと一息ティータイムを。先日の演奏会で頂いたミニバウムクーヘンです。
本場ドイツのバウムクーヘンはもっと素朴で、意外と大味。ユー○イムのバウムクーヘンは繊細な感じがします。甘い物で疲れを取り、紅茶で落ち着きました。

そして何年ぶりかの大相撲観戦。愛子さまは四股名と名前と出身地を覚えていらっしゃるそうで、先日楽しそうに国技館で観戦されている様子が微笑ましかったです。私も昔は大の相撲好き!確か「三重の海」さんが大好きで見ていたと思います。そして千代の富士、北勝海の時代を経て、若貴兄弟を応援していました。今日久しぶりに見て、やはり蹲踞から立会いする間がたまりません、気が高まって爆発する瞬間が!この気合いに触れると元気になります。また国技館へ行ってみよう。

平和。今日も静かに何事もなく歌って食べて暮らせたことが幸せ。これが一番。感謝。
マタイ受難曲でイエスが歌う「剣をとるものはみな、剣で滅びる」という一節。深いです。
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by mihokohoshi | 2006-09-11 19:43 | つれづれ写真日記

d0047297_14223175.jpg天気予報で「一時的に大雨が予想されます」と言われた9月7日。
なんだか最近本番の日に9割の確立で雨が降るのです。
今まで「お母さんが雨女だ」と人のせいにしてきたのですが、なんだか私の方が雨女なのかもと思い始めました。というか、確実に私が雨女なのでしょう。本番当日は衣裳など荷物が多いのでできれば傘はご遠慮してもらいたいのですが・・・。

ラ・フォンテヴェルデ定期演奏会当日。曇りでなんとか雨は免れました。
会場に到着し、いざリハーサル開始。いつものように響きを確認し、どの場所でどういう立ち位置で歌うと良いかを探り、照明を調節していただき、ざーーっと全曲通し、もう一度確認したい箇所を歌いなおし・・・と2時間半かけて稽古しました。
リハーサル中「かつしかシンフォニーヒルズ」でお勤めの方がわざわざいらしてくださり、どの位置で歌うとどう聞こえるかなど親身になってアドヴァイスして下さいました。お陰でベストポジションを発見できたのではないかと思います。

ゆっくりおにぎりを2つ頬張り、お化粧をして、ドレスを着て、本番を迎えました。楽屋で「あれだけ稽古したんだから大丈夫!大丈夫!」と言い聞かせていたのですが、やはり舞台へ登場すると緊張しますね。楽譜が震えていました。心臓がバクバクいっていなくてもいつも手が震えてしまうので「相変わらずだな」と冷静に見ていましたが、お客さんが近くにいらっしゃると緊張が伝わってしまうのではないかと恥ずかしくなります。
最初のシュッツは緊張の中で終了。私はすぐ舞台袖に引っ込み前半最後の曲まで出番がないので、舞台袖で一人「あー、なんであそここう歌っちゃったんだろう」と反省。でもモニターから聞こえるみんなのアンサンブルを聴いているうちに落ち着き、みどりさんの素敵なソロに心が開き、最後の曲は落ち着いて歌えました。楽屋へ帰る途中あゆみさんと「最後の曲、気持ちよかったよね」と喜び、このテンションのまま後半へ向かいたくて、休憩の20分が長く感じられました。

後半は前半よりもリラックスでき、楽譜はまだ震えていましたが、余裕がありました。難関のCesana作曲”Ah dolente partita”が終わると、後はテキストをしっかり把握して歌うことに集中し、最後の2曲を歌いきれたと思います。

アンコールは羽目を外しすぎたかなぁ・・・・。あそこまで音程を外さなくてもよかったかも。お客さんは「一体なにが起こったんだ?!」と目を白黒させたんじゃないでしょうか?ごめんなさい。

d0047297_1448471.jpg終演後はプロのカメラマンさんによる舞台での写真撮影が行われました。
打ち合わせ中のみどりさんとカメラマンさん。
傘のような照明をわざわざ持ってきてくださいました。

d0047297_14484640.jpg今回も素敵な演奏を披露してくださった金子さんは終演後も弾き足りなかったのかボサノバっぽい曲をノリノリで弾いていました。
リュートはとっても繊細な音なので、金子さんのような穏やかな方でないと弾けないなと思います。音にも楽器にも人柄って出るんでしょうね。
アンケートにも「リュートを始めて聞いたけど惚れました」という意見が多数ありました。
私もリハーサルの時にあの繊細な指から弾かれる可憐な音に客席で聞き惚れてしまいました。今度金子さんの演奏会に行って、もっとじっくり聴かなくちゃ。
d0047297_1449390.jpgカメラマンさんに「もうちょっと肩を・・・」とか「顔に影が出来ないように」とか「目も笑って」とか細かく指示をだしてもらい写真撮影。なかなか要求に答えられなくて、みんなで「モデルさんって大変なんだなぁ」としみじみ。
この写真は悪戦苦闘中。私は中腰だったので、今日は足が筋肉痛・・・。
必ず1人は目をつぶってしまったりするので、カメラマンさんが「全員の呼吸を合わせて下さい」との注文まで出ました(笑)。写真撮影もアンサンブルが必要なんですね。

d0047297_14492149.jpg撮影も終わり、近くのファミレスへ移動してミニ打ち上げ。
みんな演奏会より写真撮影の方が疲れたらしく、真剣にメニューを選んでいます。
私は夜遅い時間にも関わらず、ビビンバーグという名の料理をおなか一杯食べました。

来週は九州へ行ってまいります。国際線は乗りなれているけど、国内線は今度で3度目。一人で乗り込むのも慣れていないので今度こそ遅刻しないように気をつけます。お土産はやはり明太子でしょう!
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by mihokohoshi | 2006-09-08 14:50 | 演奏会報告

ゆっくり休養。

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本番前最後の稽古が今日終了しました。上の写真は居残り組。最後の最後まで音楽を作り直し、よりよいものを皆さんに聞いていただけるように頑張りました。明日は一日お休みして、身体とノドを休め、美味しいものを食べ、本番に備えます!
今回も初めて歌う作曲家が何人もいるのですが、「この人は一体何を考えて、ココをこんな風に作曲したんだろうね」と作曲家の意図を探ることから始まります。みんなの意見を聞いて、いろいろ試して、「あっ、コレだね!」と納得する音楽を見つけることが出来た時は気持ちがいいのですが、これがちゃんと身体に入っていないと次の日稽古した時にそれが出てこないんです。そうすると「やっぱり違うかな?」となって、再び試行錯誤の時間が始まります。こういう稽古は時間もかかるしとっても大変な稽古なのですが、何より楽しい!ただの音符から音になって、それが言葉とともに音楽になる経過を見ているワケですから。これはアンサンブルだけでなく、他の音楽にも生かせることなので勉強になります。
当日は音程に気をつけるだけでなく、言葉のニュアンスや周りのバランスにも気を配りながら、楽しく歌いたいと思っています。どうぞお楽しみに!

先週末はお祭りに遭遇。私も幼い頃ハッピを着て山車を引っ張ったなぁ。笛のメロディーと太鼓のリズムが鮮明に思い出されます。
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by mihokohoshi | 2006-09-05 23:00 | 稽古風景