お食事会パートⅣ
2005年 12月 29日mihokohossie@hotmail.com
昨日は季節のお食事会。4回目の今回は冬の会でした。
路地裏の貴公子さまがチョイスしてくださったのは、新宿御苑前にある中華料理礼華(らいか)というお店。中華と聞いて「円卓を回す」イメージを持って、私と後輩のリサちゃんはレストランへ向かったのですが、こじんまりとしたお店は開店3年ぐらいでシンプル。料理はフランス料理と中華料理が融合したような繊細なものでした。ではお写真で堪能下さい。
まずは前菜。
一番上がサメの皮。真ん中は牛肉のオレンジ風味。
下はアロエのような植物でした。両サイドは上海蟹と海老。
かぼちゃと蟹にスープ。
かぼちゃ本来の味が生かされていてさっぱり。クコの実が入っていてちょっと甘く。
海鮮野菜ピリ辛炒めとパン。
パンといっても肉まんなどの皮が三角錘の形をしていて、空洞になっているところに炒めものを入れて食べました。
上品な味でさっぱり。でもちょっとぴりっ。
今回のメインは「フカヒレの姿煮」。
この美しいお姿を初めて拝見しました。
もっと柔らかいのかと思っていたけどコリコリして美味しゅうございました。
コラーゲンたっぷりです。
そしてイベリコ豚。
このお料理はなんと表現していいのか分かりません。オイリーなんだけどさっぱりで、黒胡椒がふんだんに使われていました。このイベリコ豚はドングリを食べているとかで、油もさっぱり。
スープというかタレというか、イベリコ豚を食べた後に残った汁物が美味しそうに見えたので、急遽パン(肉まんの皮)を注文して、汁を浸していただきました。
私は何度聞いても「イベリ子豚」と聞こえてしまいます。
カブと干しホタテ。
緑色はほうれん草で翡翠スープという名前。色がとっても鮮やかでした。
カブの真ん中には蒸し海老がコロンと入っていました。
鳥スープの麺。
このスープが絶品で、麺を食べるのを忘れてスープばかり飲んでいたぐらい!!
ものすごく美味しかったです!!
デザート。
左は杏仁豆腐。柔らかくとろけました。上がタピオカ。ぷりぷりで甘い。そして右の黒いのが私が頼んだカメゼリー。TVで見たことがあったので一度食べてみたいと思い・・・。ちょっと苦いのだけど、レモンシロップがそれをやわらげてくれました。
右上にちょこっと写っているのは美味しいお茶。ウーロン茶の仲間だそうです。葉っぱの味がそのまま出ていて美味しかったです。
このお食事会は社会勉強も兼ねているのですが、今回は漢字のお話で興味深いものがありましたのでご紹介。
食という字は、「人」と「良」という字が上下に組み合わさって出来ており、食は人を良くするという意味。
忙という字は、「心」と「亡」という字が並んで出来ていて、忙しいことは、心を亡くしている状況だという意味。
もうひとつ。美という字は、「羊」と「大」が上下に重なって出来ているから、美しい人は羊のように太っているベキなんだとか・・・。「羊」と聞くと、「Lamb of God」や「Agnus Dei」を思い出す私はいまいちピンと来ませんけどね。