I LOVE 福岡!!
2006年 09月 17日左の写真は上が福岡銀行大ホール、下がウェル戸畑大ホールのポスターです。両方ともすっきりしたデザインで好評でした。が、雨という天候のせいか、曲目がマイナーだったからか、お客さんの入りがちょっと寂しかったかな?
マイナーな曲ですが、特に「ウェリントンの勝利」という曲は、指揮者による演出がとっても凝っていて、すごく楽しい曲だったんですよ。きっと小学生や中学生が聴いても楽しんでもらえたと思います!!イギリスとフランスの国旗をふりふり、歓声あり、大砲の効果音カンペキという具合でしたからね。あーー、楽しかった!私も舞台袖で興奮していました。そうそう、この曲には小太鼓(正式な楽器名称は違うかも知れません)が最初に活躍するんですけど、その小太鼓が素晴らしかったんです。ただリズムしかないのに、芸術になっているというか、素敵でした。あー、もう一度聞きたい。
こちらは2日目(14日)の稽古風景。
九響の稽古場は響きもよく、十分な広さ、高さがあり、気持ちよい場所でした。
外は緑に囲まれていましたし、こういう場所で稽古できるっていいですよね。
そして15日初日は福岡銀行の地下にあるこれまた素敵なホールで行われました。
音響も丁度よく、私はオーケストラの一番後ろに一人ポツンと立って歌ったのですが、歌いやすかったです。
指揮者である下野さんもバランスをすごく良く聴いてくださり、オケをセーブしてくださったこともあり、客席には十分届いていたようです。
16日は午前中に車で戸畑市へ移動し、ウェル戸畑という戸畑駅のすぐ前にある新しいホールで歌ってきました。
福銀大ホールよりも客席と舞台が広く、オケの音が聞こえにくかったりしましたが、楽しく歌うことができました。
「エグモント」の序曲から舞台上で座って聴いているのですが、下野さんの指揮を見ているとすごく楽しくって、緊張する暇がないというか、集中することすら忘れるぐらい!お客さんよりも特等席に座っていたかも。下野さんの一振り、目配せ、呼吸一つでオケの音色がふわーーっと変わるので快感でした。下の写真は私が座っていた舞台からのアングル。
さてここからは美味しい食べ物コーナー。
まずは14日に一人で長浜の市場会館で頂いた海鮮丼から。お店は「まさ味」です。カウンターのお兄さんが気さくに話しかけてくれ、次回はイカを是非とオススメしてくれました。
こちらは九響の事務局長さんがソリスト3人を招待してくださった中州にあるお店。
ここには生け簀があり、左上の魚は刺身にされても尻尾をピクピクさせていました。
松本さんがカボスを絞っているのはフグ!!すべてのお魚が新鮮で美味しかったです。
米谷さんは時々「コレ、美味しい♪」と歓声をあげながら黙々と食べてらっしゃいました。私もおなか一杯頂きました。幸せでした!
こちらはBCJチェロ&コンバス夫妻から紹介してもらった岩田屋本店地下二階にある「本吉屋」の「うなぎのせいろ蒸し」。
1900円するんですけど、ホッペが落ちるほどウマイ!初日の夕食に頂いたのですが、楽屋で思わず「ウマイ!」とうなってしまったほど。300年の歴史を感じました。タレに一番感動したかな。
福岡の自然、食べ物、人間に惚れた4日間でした。また九響とご一緒できたら嬉しいです。今回誘ってくださった指揮者に感謝!!
左はゲストコンマスの青木さん、右が指揮者の下野さん。