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ご冥福をお祈りします。

双綱院貴関道満居士
二子山親方(元大関、貴ノ花)に与えられた戒名です。よくドラマで、住職がPCなどを使って戒名をはじき出す・・・なんてシーンを見るので、ちらっと頭をよぎってしまいましたが、素晴らしい戒名だと思います。
昨日はほとんどTVを見る時間がなかったので、本日の葬儀についての情報が得られなかったのですが、もしも時間と場所を前もって知っていたら、多分駆けつけていたでしょう・・・。
もちろん私が見ていた相撲中継は千代の富士、北勝海あたりからなので、大関、貴ノ花の勇士を思い出すことができません。この何日かの間にTVで流されていた貴ノ花の相撲を見て、元横綱、若乃花(花田勝)の相撲を思い出しました。私の妹(すごい若乃花ファン)と一緒に若乃花の「小兵で粘る相撲」に魅せられていました。特に曙関との優勝争いで見せた気迫は一生忘れられない取り組みです。若乃花の魅力は父親ゆずりだったのですね。
心安らかにとお祈りしていますが、ワイドショーの騒ぎでそれもままならないのではないでしょうか。「角界のプリンス」であり、今の相撲協会に必要不可欠な存在であった二子山親方の葬儀だというのに、スキャンダル報道の方に重みが置かれていて、がっかりします。
「葬儀で兄弟の距離が微妙に開いていた」「会話がなかった」「双子のような兄弟だったのに今は兄弟の確執」などなど。30代の兄弟が親の葬儀でべたべた仲良くしていなくては行けないのでしょうか?喪主のことだって、長男としての務めを果たそうとしているお兄ちゃんと、兄を立て相撲協会の葬儀はオレに任せて!という弟なんだ、それでいいのではないでしょうか?
一生懸命に涙をこらえて別れの言葉を発していたお兄ちゃん。その横で相撲部屋を守っていこうと決意を新たにする弟。二人とも立派な大人の姿だったと思います。

若貴の引退を機に、私たち姉妹も相撲から遠のいています。留学先のドイツで大相撲ダイジェストが放送されているのを偶然発見して、思わず興奮して同世代の栃東あたりを応援した事もありました。それにしても朝青龍は強いですね。力士のみなさん、怪我に気をつけて頑張ってください。私も「3年先の稽古」で精進します。
by mihokohoshi | 2005-06-02 18:22 | つれづれ写真日記